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三菱電機株式会社は、液晶テレビ「REAL」シリーズの新モデルとして地上デジタルチューナを搭載した26V型から37V型までの4機種を発売する。HDMI端子を備えたMX60シリーズ3機種と、HDMI非搭載の32V型「LCD-H32MX55」1機種をラインナップ。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの仕様、型番、店頭予想価格などは下表の通り。
いずれのモデルも解像度1,366×768ドットのパネルを採用した液晶テレビ。地上アナログに加え、地上デジタル/BS/110度CSデジタルチューナも搭載している。 独自の高画質回路「Diamond Engine IV」を内蔵。コントラストや輝度をリアルタイムで制御する「ダイナミックレベルエクスパンダーIII」や、ノイズリダクション回路、ナチュラルカラーマトリクスIIIなどの機能を内蔵している。 画質や音質の自動調整機能「オートジャンル適応画質・音質モード」を搭載。デジタル放送の番組ジャンル情報を活用し、映画/ドラマジャンルの視聴時に最適な画質に調整し、音楽ジャンルでは音質を音楽に最適化する さらに、部屋の明るさや視聴者の年齢層に合わせた画質に自動調整する「家庭画質モード」も搭載。明るさセンサーを備えるほか、「ジュニア」、「シニア」、「スタンダード」の視聴者年齢層設定も3パターン用意。ジュニアモードでは子供の近接視聴を想定して明るさを抑え、シニアモードでは明るいシーンはまぶしくないよう、暗いシーンは暗すぎて見えなくならないよう補正される。 全モデルにアナログRGB(D-sub 15ピン)入力を装備。データ表示だけでなく、動画コンテンツにも対応できるよう専用の映像用モードを追加した。 ほかにも、EPGの使い勝手を向上。表示チャンネル数を3/6/9チャンネルに拡大/縮小表示できるほか、視聴頻度を学習して3段階の優先度を表示する「きょうの定番チェック」機能も利用可能。 音声面ではDIATONEのダイレクトドライブ式平面スピーカーを採用。サイズは全モデル6×12cmだが、37V型のMX60のみバスレフBOXタイプのエンクロージャを採用。また、H32MX55は平面タイプではなく、通常スピーカーとなる。音声出力は10W×2ch。音声を聞きとりやすくする「クッキリボイス」などの音声モードも備えている。 MX55以外のモデルはHDMIを1系統搭載。そのほかの端子仕様は共通で、入力はD4×2、アナログRGB(D-sub 15ピン)×1、コンポジット×3、S映像×3、アナログ音声×3を装備。出力はS映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、光デジタル音声×1。Ethernetとモジュラージャックも備えている。 MX55以外のモデルは、リモコンでテレビの向きを動かせる「オートターン機能」を装備。左右約30度ずつ向きを変えられる他、新たにリモコンに[中央]キーを搭載。ワンプッシュでテレビの位置をセンターに戻すことができる。
スタンドを含む外形寸法、重量は37V型が173W、91.4×33.9×68.1cm(幅×奥行き×高さ)で、21kg。32V型のMX60が154W、79.6×33.9×60.9cm(同)で、17.4kg。32V型のMX55は150Wで、外形寸法と重さはMX60と同じ。26V型は120Wで66.5×31.4×53.2cm(同)で、14.5kg。
□三菱電機のホームページ
(2006年3月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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