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東映ビデオ株式会社は、映画「男たちの大和/YAMATO」を8月4日にDVD化する。本編ディスクのみの通常版に加え、2枚の特典ディスクを同梱する3枚組みの特別限定版も用意。価格は通常版が3,990円、特別限定版が8,190円。
■ 通常版
ディスクは片面2層で、本編の収録時間は約143分。映像はシネマスコープサイズをスクイーズ収録。音声はドルビーサラウンドとドルビーデジタル5.1chの2種類で収録する。
本編ディスクに特典映像を収録しており、予告編や特報映像、テレビスポット、用語解説などのコンテンツを収録。さらに、長渕剛が歌う「YAMATO」がバックに流れる映像「序曲」(3分)も収めている。
■ 特別限定版 本編ディスクと2枚の特典ディスクを同梱した3枚組み。本編ディスクは通常版と同じ。1枚目の特典ディスクには、メインスタッフとメインキャストへのインタビューや、セレモニー集、撮影に使われた大和セットの紹介、佐藤監督・松山ケンイチ氏の対談などを収録。 2枚目の特典ディスクには、撮影風景を収録した「特年兵たちの激闘」、未公開戦闘シーンなどを収めた「名も無き戦士たちへのレクイエム」、CGデータを用いて大和の全貌を解剖する「戦艦大和解説図」、大和研究の第一人者が歴史を紹介する「原勝洋が語る大和の軌跡」、実際に大和に搭乗した生存者インタビュー、大和ミュージアムの紹介映像、撮影用に利用された海上自衛隊の護衛艦を紹介するコンテンツなども収めている。
さらに、封入特典として40ページのブックレット「秘録・大和伝説」や、フィルム栞なども同梱する予定。
映画「男たちの大和/YAMATO」は、戦後60年を迎えた2005年に公開され、反町隆史、中村獅童、渡哲也、仲代達矢、鈴木京香など豪華キャストが出演した大作映画。 日本軍の真珠湾奇襲によって始まった太平洋戦争は、ミッドウェイ海戦でアメリカ軍に大敗を喫して以降、形勢が逆転。連合艦隊司令長官・山本五十六大将の戦死、太平洋各地の島々の守備隊は玉砕するなど、劣勢を強いられていく。 そんな昭和19年の春、神尾ら特別年少兵達は戦艦大和に乗艦。大和に憧れ、日本の希望の象徴とする若者たちは、艦内での厳しい訓練に耐えぬく。だが、初の実戦となったレイテ沖海戦で、連合艦隊は事実上壊滅。厳しい戦況に苦しみながらも、大和と乗組員達は祖国を守るためにアメリカ軍艦載機との壮絶な戦いが待ち受ける決戦の海へと出港した。
監督は佐藤純彌。約6億円をかけ、大和の艦首から艦橋部までの約190mを原寸大で再現した超大型セットが尾道に組まれ、海上自衛隊の協力を得て約3カ月の長期撮影を敢行。撮影後のセットは一般公開され、尾道の新たな観光名所となった。また、長渕剛が主題歌「CLOSE YOUR EYES」を書き下ろしたほか、久石譲が音楽を担当したことも話題となった。
□東映ビデオのホームページ
(2006年4月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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