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シャープ株式会社は13日、ポーランド共和国の北部、トルン市に、欧州向け液晶テレビで使用する液晶モジュールの生産工場を建設するため、ポーランド政府と交渉していると発表した。 ワルシャワの首相府で13日に行なわれた、マルチンキエヴィチ首相とシャープの町田社長、カチマレク経済省副大臣との会談の中で明らかにされた。 新工場はポモルスカ県トルン市のウィソミッツア群に建設予定で、敷地面積は約50万m2。第1期の延床面積は約41,000m2。主にシャープのスペイン工場やレーべのドイツ工場などで生産される大型液晶テレビ用の液晶モジュールを生産。2007年1月からの生産開始を予定しているという。
投資額は第1期で約4,400万ユーロ(約60億円)。立ち上がり当初の従業員数は約800名を見込んでいる。具体的な生産能力などは明らかにされていないが、シャープでは「生産台数を順次拡大し、急拡大する欧州液晶テレビ市場に対応していく」と説明している。
□シャープのホームページ
(2006年4月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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