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日本ビクター株式会社は、カーオーディオ関連製品の新モデルとして、「ロードシアター」シリーズの6.5型ディスプレイ搭載DVD/CDレシーバや、2DINのMP3対応CD/MDレシーバなど6モデルを6月上旬より発売する。各モデルの品番や価格は下表の通り。
■ KV-AVX700 6.5型液晶ディスプレイとDVD/CDレシーバ一体型の2DIN「ロードシアター」シリーズ新モデル。12bit/108MHzの映像DACを搭載するほか、音声DACは24bit/192kHzで、DVDビデオに加え、DVDオーディオ再生もサポートした。ドルビーデジタル/DTS/ドルビープロロジックIIのデコーダを内蔵する。 また、DivXファイルの再生にも対応。WMA/MP3/WAVを収録したディスクの再生も行なえる。さらに、SDカードスロットを備え、カード内の映像/音声ファイルの再生にも対応する。JPEGのスライドショー再生も可能。 50W×4chのMOS-FETアンプを内蔵。DVD/CD部の周波数特性は16Hz~44kHz(DVD 96kHz時)、SN比は95dB。ダイナミックレンジは93dB。そのほか、ディスプレイは8種類の背景パターンが設定可能。 入力端子として、AV入力端子(RCA)を1系統、別売のTVチューナユニット「KV-C1000」(29,400円)とも接続可能なAV-BUS端子1系統などを搭載する。出力端子は、コンポジット(RCA)1系統、5.1chスピーカー出力などで、別売の専用アダプタ「KS-PD100」(10,500円)を接続することで、iPodとの連携も行なえる。 □製品情報 ■ KV-PM752
2005年9月発売の7型ワイドディスプレイ「KV-M705」(57,750円)と、4月上旬発売のDVDレシーバ「KD-DV5200-S」(40,950円)のセット。 「KV-M705」はインダッシュタイプの7型ワイド液晶(336,960画素)ディスプレイで、ノングレア処理の「AGコート」を施している。視野角は上30度/下60度、左右120度。ディスプレイの取り付け寸法は178×160×50mm(幅×奥行き×高さ)。付属品を除く重量は1.6kg。 「KD-DV5200-S」は、DVDビデオに加え、DVD±R/RWやCD-R/RWに記録したWMA/MP3/WAVファイルの再生も可能な1DINのDVD/CDレシーバ。DivXの再生もサポートする。また、24bit音声DACを内蔵する。アンプ部の最大出力は50W×4ch。 別売アダプタ「KS-PD500」(10,500円)を使用すると、同社のオーディオプレーヤー「XA-HD500」と接続できるほか、KV-AVX700と同様に、「KS-PD100」によるiPodとの連携にも対応。さらに、フロントパネルにステレオミニの音声入力も備えている。 □製品情報 ■ KW-MC37-S/-B
2DINのCD/MDレシーバ。カラーはシルバー(-S)とブラック(-B)を用意。CD部には24bitのDACを搭載する。アンプ出力は50W×4chで、スピーカーの許容入力に合わせてアンプ出力を切り替えられる「アンプゲインコントロール」も搭載。 MD部は、Net MDや、MDLP再生、グループ再生にも対応する。また、MDのSPモード再生時の高音質を実現するという「24bitATRAC」も搭載する。そのほか、エンジン停止後にCDのイジェクトボタンを点滅させる「パワーフラッシュ」も備える。 周波数特性はCD部が5Hz~20kHz。MD部が20Hz~20kHz。SN比はそれぞれ93dB、102dB、ダイナミックレンジは92dB、98dBとなる。前面にAUX入力を備え、ポータブルプレーヤーなどとの接続に対応。別売の「KS-PD100」によるiPodとの連携も行なえる。 □製品情報 ■ KD-C313-A/-B/-R/-W
24bit DAC搭載の1DIN CDレシーバ。 カラーはブルー(-A)、ブラック(-B)、レッド(-R)、ホワイト(-W)を用意する。WMA/MP3再生時に選曲が素早く行なえるという「ダイレクトフォルダアクセス」を採用する。 アンプ出力は50W×4chで、「アンプゲインコントロール」も搭載。周波数特性は5Hz~20kHz。SN比は98dB、ダイナミックレンジは96dB。6パターンのイコライザを搭載する。スピーカー出力に加え、サブウーファ出力も装備。
□製品情報 ■ KD-S540
1DIN CDレシーバのベーシックモデルで、アンプ出力は45W×4ch。周波数特性は5Hz~20kHz。SN比は98dB、ダイナミックレンジは96dB。「アンプゲインコントロール」や、6パターンのイコライザも搭載する。サブウーファ出力は備えていない。 □製品情報
■ CS-DA1
170WのMOS-FETアンプを搭載する密閉型サブウーファ。ウーファ径は20cmで、ディンプル加工を追加して強度を増したという大型アルミダイヤフラムを採用する。小音量時に重低音を自動で増強し、大音量時には歪みを低減する重低音オートブースト回路を搭載する。リアキャビネットはヒートシンクとしても機能するアルミダイキャスト製。 カットオフ周波数を85Hz/110Hz/OFFで切替え可能なLPFスイッチを搭載。周波数帯域は、カットオフ周波数85Hz時が45Hz~170Hz、110Hz時が45Hz~200Hz、OFF時が45Hz~500Hz。出力音圧レベルは103dB。 ライン出力レベルの大きいカーオーディオにも対応する入力アッテネータ切替スイッチも搭載。外形寸法は265×117×285mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4kg。縦置き/横置きに対応。ワイヤードリモコンが付属する。 □製品情報http://www.jvc-victor.co.jp/car/products/woofer/cs-da1/index.html □日本ビクターのホームページ ( 2006年4月17日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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