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シャープ株式会社は、新ハイビジョンレコーダ「AQUOSハイビジョンレコーダ」2モデルを6月12日より発売する。500GB HDDを搭載した「DV-ARW25」と、250GB HDD搭載の「DV-ARW22」が用意され、価格はともにオープンプライス。店頭予想価格は500GBモデルが16万円前後、250GBモデルが13万円前後の見込み。
2005年12月に発売されたDV-ARW15/ARW12の後継モデル。エントリーモデル「DV-AR12/AR11(2005年10月発売)」については引き続き併売される。 従来モデルと同様に地上デジタル放送のデジタル放送に対応しながら、新たにBS/110度CSデジタルもダブルチューナ構成/同時録画に対応した。地上アナログチューナとあわせ7チューナを搭載する。 6月9日より開幕する2006 FIFAワールドカップを意識し、開幕直後の12日に発売。BS/110度CSデジタル放送に対応することで、同一時間の同一グループの試合も録画可能とするなど、「ワールドカップを録り逃さないことに注力した」という。
また、ハイビジョン録画に最適化した高画質録画エンジン「T3」を搭載するほか、液晶テレビ「AQUOS」の画像エンジン部と共通の設計思想による「新・アクオス画像エンジン」を採用。共通のエンジンを採用することで、液晶AQUOSとの接続時にパネルの性能を最大限に発揮できるなど、シリーズ間での親和性を向上させたという。 EPG画面も液晶AQUOSと共通デザイン/操作性の「高精細デジタル番組表」に一新。視認性の向上や、AQUOSシリーズ共通の操作感を実現した。録画モードはデジタル放送用のHD/SD(BSデジタルのみ)と、デジタル/アナログ放送用のXP/SP/LP/EP/MN01/MN(マニュアルモード)を用意する。 デジタル放送EPGに加え、地上アナログ用にG-GUIDEも搭載。デジタル/アナログともに番組延長に自動追従する「デジタル・アナログ番組延長」に対応し、スポーツの延長や、毎週予約番組の最終回拡大放送時でも番組を追従し録画できる。 HDD残量が少ない場合に、消去して良さそうな番組をリスト表示する「おすすめ消去リスト」も搭載。再生実績やタイトルロックの有無、容量などの条件から、重要度の低そうな番組を順にリスト表示する。 DVDドライブ部はDVD-R/RWの記録/再生に対応し、DVD-RへのVRモード録画も可能。新たにDVD-R DLの録画にも対応したが、ビデオモード記録のみで、VRモード録画には対応しない。また、DVD-RAM、DVD+R/RWの再生も可能となっている。 筐体デザインなどは、従来モデルを踏襲しており、フロント部の曲面を活かし、薄さを強調したデザインを採用。本体前面にHDD/DVDモードや動作状態を確認できる「メディアサークル」と、FL管に録画番組タイトルや、HDDの残量不足警告などを表示する「タイトルウィンドゥ」を搭載する。 i.LINKも前面と背面に1系統ずつ装備。D-VHSなどへのダビングなどが可能なほか、HDV/DV入力にも対応。HDV入力では1080iのほか、新たに720p信号の入力も可能となった。 HDMI端子も1系統装備。ハイビジョン映像や音声の伝送のほか、DVDを1080i/720pにアップコンバートして出力できる。その他の出力端子として、D4×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×2、光デジタル音声出力×1を装備。入力端子は、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2。 消費電力はARW25が55W(待機時0.9W)、ARW22が47W(0.9W)。外形寸法は430×335×68mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6kg(ARW25)/5.2kg(ARW22)。リモコンが付属する。
( 2006年5月25日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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