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ソニー、1080pへの変換に対応した「DRC-MF v2.5」 －「BRAVIA」新モデルに搭載。独自の映像処理技術 |
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5月31日発表
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ソニーは31日、薄型テレビなどで採用している独自の映像信号処理技術「DRC」の最新バージョンとして、1080pの映像を作り出す「DRC-MF v2.5」を発表した。同社の薄型テレビ「BRAVIA」(ブラビア)シリーズの新機種に順次搭載される。
DRCは、SD映像からHD解像度の映像を作り出す技術として同社が‘97年に開発。SDとHD信号の相関特性を利用して高解像度映像を演算処理で作り出すもので、信号の補間処理で画素間の情報を埋めて画素数を増やす「線形補間方式」とは異なり、高い質感や解像感を実現できるという。
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| 概念図 |
2004年には同コンセプトをHD映像にも適用。HD信号を元に、さらなる質感や解像感を表現する技術として「DRM-MF v2」を開発している。
今回のv2.5では、HD信号に対するクリエーションと歪みの抑圧を実現する「デジタルマッピング処理」性能を向上。これにより、1080pの映像信号を直接作り出すことができ、解像感、艶感、遠近感が向上したという。
さらに、SD信号を1080iにアップコンバートした放送を表示する際の表現能力も向上したとしている。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200605/06-045/index.html
(2006年5月31日)
[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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