|
株式会社ダイマジックは1日、アルパイン株式会社と共同で、車内環境で高品位なサラウンド音場を実現できるというサラウンド技術「EUPHONY Automobile」を開発したと発表した。 同技術を搭載したカーナビゲーションシステムは、アルパインとアイシン・エイ・ダブリュが共同で開発。5月8日より販売されているトヨタの純正カーナビ(NDDA-W56/販売店オプション)に採用されたほか、6月1日からダイハツ系列の販売店でリリースされるダイハツ純正カーナビにも採用されている。
EUPHONY Automobileは、入力チャンネル数や再生スピーカー数、およびユニットの口径に依存することなく、その特性に最適なサラウンド再生ができることが特徴。ボーカルもセンターにしっかり定位するという。 同技術にはダイマジックが持つAST(Adaptive Surround技術)が使われている。これは、CDなどのステレオソースからサラウンド信号を生成するもので、適応ディジタルフィルタ(ADF/Adaptive Digital Filter)を利用してL/R chの信号からからそれぞれ無相関な成分を実時間で抽出し、サラウンド成分を生成する。 同社では今後、7~8chスピーカー再生にも対応した製品の開発を進めるとしている。
□ダイマジックのホームページ
(2006年6月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|