NECエレ、地デジ対応レコーダ用LSIを強化 －処理能力50%向上。「VARDIA」のデジタルW録を実現

μPD61291

6月12日発表

　NECエレクトロニクス株式会社は12日、ハイビジョンレコーダ用のLSI「μPD61291」を強化、デジタル放送の2番組同時録画に対応したと発表した。新μPD61291のサンプル価格は20,000円。

　強化したバージョンでは、内蔵するストリームプロセッサのソフトウェア処理能力を50%向上。東芝製ハイビジョンレコーダ「RD-X6」などで採用されている従来チップでは地上デジタル放送とアナログ放送の同時録画までしか行なえなかったが、新たに地上デジタル放送の2番組同時録画が可能になった。

　同チップはすでに、5月下旬に発売した東芝製ハイビジョンレコーダ「VARDIA」の「RD-XD92D/72D」2モデルで採用されており、月産30万個を目指す。

□NECエレクトロニクスのホームページ
http://www.necel.com/index_j.html
□ニュースリリース
http://www.necel.com/ja/news/archive/0606/1201.html
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( 2006年6月12日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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