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松下電器、「VIERA Link」対応の低価格プラズマTV
-50/40/37V型で30万円から。1080p対応


TH-50PX60
7月1日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、デジタルテレビ「VIERA」(ビエラ)シリーズの新モデルとして、VIERA Linkを搭載したプラズマテレビ3モデルを7月1日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。

サイズ パネル解像度 品番 店頭予想価格 発売日
50V型 1,366×768ドット TH-50PX60 50万円前後 7月1日
42V型 1,024×768ドット TH-42PX60 35万円前後
37V型 1,024×720ドット TH-37PX60 30万円前後

 いずれのモデルも地上/BS/110度CSデジタルチューナと、地上アナログVHF/UHF/CATV対応チューナを各1基搭載したプラズマテレビ。PX50シリーズの後継モデルとなっており、新たに、「VIERA Link」(ビエラリンク)機能に対応した。

 これは、HDMIケーブルで同社のデジタルレコーダ「DIGA」などの対応モデルと接続すると、VIERAのリモコンを使い、VIERAの画面からDIGAを操作できるというもの。HDMIケーブルに機器の制御信号も流すことで、HDMI以外のケーブルを接続する必要はない。

 VIERAからAVアンプを起動させたり、DIGAやAVアンプの電源をリモコンから一度にOFFにすることも可能。VIERAの画面から「見ている番組を録画」を選ぶと、DIGAが自動的に起動し、録画を開始する機能なども利用できる。

TH-42PX60 TH-37PX60

 パネルには、上位モデルのPX600シリーズと同様に、新「PEAKSパネル」を採用。独自の「リアルブラック駆動方式」や、前面保護ガラスに光の透過率を抑えた「ディーブラックフィルター」を採用。コントラスト比4,000:1を実現し、暗所では最大10,000:1表示も可能としている。

 さらに、最大16bitの画質処理が可能で、階調性が約50%向上。パネル解像度は50V型が1,366×768ドット、42V型が1,024×768ドット、37V型が1,024×720ドット。絵柄ごとにコントラストを調整する「コントラストマネジメント」や、動きのある映像でもノイズを抑える「モーションパターンノイズリダクション」、3次元色空間でカラーマネジメントする「ビビットカラークリエーション」なども採用している。

 SDメモリーカードスロットも備え、JPEG静止画の表示も行なえる。入力端子は3モデル共通で、HDMIを2系統装備。1080pの信号入力まで対応している。そのほかにD4×2、S映像×3、コンポジット×4、アナログ音声×6を装備。出力はS映像/コンポジットのモニター出力やアナログ音声出力を各1系統、光デジタル音声も1系統用意する。さらにヘッドフォン出力、ファミリーイヤフォン出力、モジュラージャックやEthernetも備えている。

 アンダースピーカーを採用し、コンパクトなデザインを採用。ユニットは12×6cm径の角型タイプ。出力は10W×2ch。消費電力は50V型が440W、42V型が330W、37型が270W。外形寸法と重量は、50V型が1,210×95×818mm(幅×奥行き×高さ)で42kg、42V型が1,020×95×705mm(同)で31kg、37V型が917×95×645mm(同)で27kg。

□松下電器のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060612-1/jn060612-1.html?ref=news
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【3月8日】松下、プラズマ「VIERA」4モデルを発表
-全モデル1080p対応。「VIERA Link」サポート
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060308/pana2.htm

(2006年6月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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