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松下電器産業株式会社は、デジタルテレビ「VIERA」(ビエラ)シリーズの新モデルとして、VIERA Linkを搭載したプラズマテレビ3モデルを7月1日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
いずれのモデルも地上/BS/110度CSデジタルチューナと、地上アナログVHF/UHF/CATV対応チューナを各1基搭載したプラズマテレビ。PX50シリーズの後継モデルとなっており、新たに、「VIERA Link」(ビエラリンク)機能に対応した。 これは、HDMIケーブルで同社のデジタルレコーダ「DIGA」などの対応モデルと接続すると、VIERAのリモコンを使い、VIERAの画面からDIGAを操作できるというもの。HDMIケーブルに機器の制御信号も流すことで、HDMI以外のケーブルを接続する必要はない。 VIERAからAVアンプを起動させたり、DIGAやAVアンプの電源をリモコンから一度にOFFにすることも可能。VIERAの画面から「見ている番組を録画」を選ぶと、DIGAが自動的に起動し、録画を開始する機能なども利用できる。
パネルには、上位モデルのPX600シリーズと同様に、新「PEAKSパネル」を採用。独自の「リアルブラック駆動方式」や、前面保護ガラスに光の透過率を抑えた「ディーブラックフィルター」を採用。コントラスト比4,000:1を実現し、暗所では最大10,000:1表示も可能としている。 さらに、最大16bitの画質処理が可能で、階調性が約50%向上。パネル解像度は50V型が1,366×768ドット、42V型が1,024×768ドット、37V型が1,024×720ドット。絵柄ごとにコントラストを調整する「コントラストマネジメント」や、動きのある映像でもノイズを抑える「モーションパターンノイズリダクション」、3次元色空間でカラーマネジメントする「ビビットカラークリエーション」なども採用している。 SDメモリーカードスロットも備え、JPEG静止画の表示も行なえる。入力端子は3モデル共通で、HDMIを2系統装備。1080pの信号入力まで対応している。そのほかにD4×2、S映像×3、コンポジット×4、アナログ音声×6を装備。出力はS映像/コンポジットのモニター出力やアナログ音声出力を各1系統、光デジタル音声も1系統用意する。さらにヘッドフォン出力、ファミリーイヤフォン出力、モジュラージャックやEthernetも備えている。
アンダースピーカーを採用し、コンパクトなデザインを採用。ユニットは12×6cm径の角型タイプ。出力は10W×2ch。消費電力は50V型が440W、42V型が330W、37型が270W。外形寸法と重量は、50V型が1,210×95×818mm(幅×奥行き×高さ)で42kg、42V型が1,020×95×705mm(同)で31kg、37V型が917×95×645mm(同)で27kg。
□松下電器のホームページ
(2006年6月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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