JEITA、2006年5月の電子機器国内出荷を発表 －30型以上の液晶TVが前年比236%に

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、2006年5月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。薄型テレビの好調などにより、出荷額全体では前年比126.2%、10カ月連続増の2,053億円となった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は前年同月比143.4%で10カ月連続増加の1,385億円。音声関連機器の国内出荷金額は、同86.4%、138億円で3カ月連続のマイナスとなった。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、前年同月比108.7%の60万9,000台で12カ月ぶりに前年比増となった。CRT、液晶、PDPの台数構成比は21.9%、68.6%、9.5%。

　液晶カラーテレビの9割以上を占める10型以上の出荷台数は40万9,000台、前年同月比154.8%と好調を維持。また、30型以上は20万5,000台、同236.1%と大幅に増加している。PDPの出荷台数は5万8,000台、同197.6%と10カ月連続の2桁増。うち37型以下がPDP全体の5割以上を占めている。

　DVDビデオは47万3,000台、前年同月比106.1%と2カ月連続のプラス。DVD録再機は同127.7%の28万4,000台、そのうち9割を占めるHDD内蔵型も25万7,000台、同139.9%と増加。再生機は同84.6%とマイナスに転じた。

　ビデオカメラは8万7,000台、前年同月比105.5%でプラスとなった。

　デジタルオーディオプレーヤーは31万1,000台。そのうち9割近くの27万4,000台がフラッシュメモリ搭載型となっている。

　カーナビは29万7,000台、前年同月比105.8%と6カ月連続でプラス。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの構成比は47.1%、52.0%。カーDVDは2万台で同109.2%と2カ月連続で増加している。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2006/ship_05.htm
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－5月の液晶売上は25%増。日本の勝敗により変化も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060615/bcn.htm
【5月26日】JEITA、2006年4月の電子機器国内出荷を発表
－DVDプレーヤー14ヵ月ぶりのプラスに、PDP好調
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060526/jeita1.htm

( 2006年6月23日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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