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NTTドコモは4日、FOMA 7シリーズの2006年夏モデルとして、6機種を発表した。発売時期は「夏頃」としており、詳細は未定。価格はオープンプライスとなっている。 6モデル中、松下電器製の「P702iD」と、シャープ製「SH702iS」の2機種がSDオーディオに対応した音楽再生機能を搭載。P702iDは7シリーズで初めて「着うたフル」にも対応。iモードサイトから楽曲をまるごとダウンロードできる。
■P702iD P701iDのデザインを継承。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏とのコラボレーションモデルとなっており、引き続き様々なパターンの光イルミネーションが楽しめる「ヒカリドロップス」を搭載。発光が701iDと比べ2倍なめらかになったほか、光のパターンも10種類から選択できるようになっている。 miniSDカードスロットを備え、SDオーディオに対応。PC向け音楽配信サービスでダウンロードした著作権保護付きのAACファイルの再生が行なえる。さらに、着うたフルもサポートしている。
ほかにも、通話中の声を分析し、通話後に45パターンのFlashアニメーションと光で通話中の気持ちを表現する「Feel*Talk」機能を装備。発/着信履歴に気持ちを表すアイコンを残すこともできる。 メインディスプレイは約2.2インチ、240×320ドットのTFT液晶。サブディスプレイは約0.8インチの有機EL。130万画素のCMOSカメラも備えている。外形寸法は100×49×19.7mm(縦×横×厚さ)。重量は約109g。カラーリングはスクエア・ホワイト、スクエア・ブラック、ラウンド・シルバー、ラウンド・コーラル。
■SH702iS シャープ製の端末で、miniSDカードスロットを搭載。SDオーディオをサポートする。メインディスプレイは約2.4インチのモバイルASV液晶で、解像度は240×320ドット。サブディスプレイは約1インチでモノクロ。約130万画素のCMOSカメラを搭載する。 覗き込みを防止する「プライベートフィルタ」機能を搭載。7シリーズながらプッシュトークや着もじ、Ir-Simple、フルブラウザなど豊富な機能を搭載。セキュリティ関係では9シリーズで採用された「電話帳お預かりサービス」や「おまかせロック」、「まとめて簡単ロック」なども利用できる。 外形寸法は110×51×21mm(縦×横×厚さ)で、重量は約114g。カラーリングはオレンジ、ホワイト、ブルーの3色。
■そのほか NEC製端末の「N702iS」は、デザイナー・佐藤ナオキ氏とのコラボレーションモデル。コップやグラスをイメージしたというフォルムが特徴で、縦に自立可能。背面に水泡をイメージした丸型のイルミネーションやスピーカー用ポートを装備している。なお、音楽再生機能は備えていない。 また、NECが販売しているマルチメディアプレーヤー「VoToL」と似た、水がゆらぐようなインターフェイスを搭載。加速度センサーを搭載しており、本体を傾けたり、振ったりする動きに合わせ、液晶画面に表示された液体が揺れる。また、赤外線通信で電話番号やアドレスを通信する際に水音とともに送信するなど、様々なギミックが楽しめる。
三菱電機の「D702iF」は女性ユーザーの利用を想定したモデルで、セレクトショップオーナー兼デザイナーの幾田桃子氏とのコラボ。曲線フォルムが特徴で、夜道を歩いている時など、サイドキーを押すことで、いつでも着信したかのようなカモフラージュメロディが鳴る「ほっとメロディ」など、女性の心理を考慮した機能を搭載している。
「M702iS」と「M702iG」はモトローラ製の端末。どちらも7シリーズで初めて国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応。M702iSは3Gに、M702iGは3G/GSM/GPRSをサポート。英語予測変換機能や電子辞書などを備えたグローバル仕様となっている。
□NTTドコモのホームページ
(2006年3月日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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