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シャープ株式会社は、赤外線方式のワイヤレス音声伝送デバイスを開発、7月28日より量産を開始する。サンプル価格は送信用IC「GP2WVC01MP0F」が800円、受信用デバイス「GP2WVR01YP0F」が650円。携帯電話に送信ICを、ワイヤレスイヤフォンに受信デバイスをそれぞれ組み込み、ワイヤレス聴取を可能にする。 NTTの開発した赤外線ワイヤレス音声伝送技術に準拠した業界初のデバイス。1ビット量子化技術を利用して、高音質のまま連続音声をパルスの疎密波に変換、デジタル信号として赤外線伝送する技術。信号処理時間が短く、音声の遅れが少ないほか、省電力性能の高さと高音質が特徴。そのため、ワンセグ対応携帯などに最適だという。 75mAhのボタン電池で1日2時間使用した場合で、約4週間の連続使用が可能。受信デバイスのサイズが8×2.5×3mmと小型サイズでイヤフォンへの搭載も容易だという。 同社では、月産台数20万セットを見込む。 □シャープのホームページ ( 2006年7月5日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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