シャープ、MP3再生対応の北米市場向けPDA －ザウルスの技術を採用した自社一貫生産第一弾

7月6日発表

　シャープ株式会社は、GSM/GPRS/EDGEの無線通信に対応し、MP3再生機能も備えたPDAを北米市場向けとして米国通信業者向けに供給開始したと発表した。一般発売日は7月10日で、価格は未定。なお、前モデル「PV100」の実売価格は200～250ドル。北米以外での販売は検討中としている。

　同社PDAの「ザウルス」で培った設計や開発技術と、携帯電話事業における通信技術を採用し、設計から開発まで一貫して担当した第一弾の製品。GSM(850/1,800/1,900MHz)、GPRS、EDGEの通信機能を備えるほか、MP3再生機能も搭載する。Bluetooth機能も備えるが、オーディオ用プロファイルはサポートしない。内蔵メモリ容量は64MB。miniSDカードスロットも備える。

　1.3メガピクセルのCMOSカメラを内蔵。ディスプレイは2.6型で、解像度は240×160ドット。ディスプレイ部を回転させることで、内部にあるQWERTY配列のキーボードも利用できる。AOL、Yahoo!、MSNのメッセンジャー機能にも対応する。連続待ち受け時間は約72時間。外形寸法は約59×130×22mm(縦×横×厚さ)、重量は約182g。

クローズ時	側面

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/060706-a.html

( 2006年7月6日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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