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バイ・デザイン株式会社は、地上デジタルチューナを内蔵した液晶テレビ「DFKシリーズ」5モデルを7月7日より発売する。7月19日より順次出荷開始され、価格はすべてオープンプライス。
■ 同社初の地上デジタルモデル。HDMIも装備
全モデル地上デジタル/アナログチューナを搭載。同社ブランド製品で、デジタルチューナ搭載は初となる。なお、デジタルチューナは、地上デジタルのみとなるほか、BMLを用いたデータブラウザや、ネットワークを用いた双方向機能などは省かれている。ただし、電子番組表機能(EPG)は備えている。 初の地デジ対応を実現できた理由については、「海外のチップメーカーから、(海外方式の)ATSCやDVB-Tだけでなく、(国内方式の)ISDB-Tに対応したチップが供給され始めたことが大きな要因」(伊豆田伸吾取締役)と説明する。 また、データ放送やネットワーク機能の省略については、「ソフトウェアの開発負担が大きく、今回は発売時期を優先した」とのことで、DFKシリーズの発売後、ユーザーの声などを参考にしながら、BS/110度CSデジタルを含む3波チューナ搭載モデルの発売を含め、上位モデルでの対応などを検討していくという。 なお、DFKシリーズでは、高画質化エンジンとしてファロージャ「DCDi」を搭載するほか、HDMI入力端子を1系統備えている。
■ LF-3701DFK
1,920×1,080ドットのフルHDパネルを搭載した液晶テレビ。コントラスト比は1,000:1、輝度は600cd/m2、応答速度は8ms。視野角は176度。 地上デジタル/アナログチューナを搭載。入力端子はHDMIのほか、D4×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15pin)×1、アナログ音声×3(RCA×1、ステレオミニ×2)。映像出力端子はコンポジット×1、音声出力は光デジタル×1(デジタル放送用)、モニター出力×1、ヘッドフォン×1。 アンダースピーカー型のデザインを採用し、スピーカーは着脱可能。出力は10W×2。音質改善機能のBBEも搭載する。左右35度のスイーベル機構も搭載。消費電力は200W。スタンドを含む外形寸法は944×310×755mm(幅×奥行き×高さ)、重量は32kg。リモコンも付属する。 ■ LW-3202DFK/LW-3201DFK 地デジチューナ内蔵32型液晶テレビは、アンダースピーカー型の「LW-3202DFK」と、サイドスピーカー型の「LW-3201DFK」の2モデルが用意される。
LW-3201DFKは、550cd/m2の高輝度液晶パネルを搭載した上位モデル。アンダースピーカーモデルの輝度は420cd/m2。輝度以外の仕様はほぼ共通で、パネル解像度は1,366×768ドット、コントラスト比は1,000:1、視野角は176度、応答速度は8ms。 地上デジタル/アナログチューナを内蔵。映像入力はHDMI、D4、S映像、コンポジット、アナログRGB(D-Sub15pin)を各1系統装備。アナログ音声入力×3や、光デジタル出力、ヘッドフォン出力などを装備する。 スピーカー出力は7W×2chで、BBEも搭載。スタンドを含む外形寸法/重量は820×260×658mm/23kg(LW-3202DFK)、990×254×580mm/23kg(LW-3201DFK)。 ■ LW-2702DFK/LW-2701DFK 27型もアンダースピーカー型の「LW-2702DFK」と、サイドスピーカー型の「LW-2701DFK」の2モデルを用意する。
デザイン以外の両モデルの違いは液晶パネルで、LW-2702DFKは1,366×768ドット、コントラスト1,000:1、輝度550cd/m2、応答速度8ms。LW-2701DFKのパネルは、解像度が1,280×768ドットで、コントラスト比が900:1となる。 その他の仕様はほぼ共通で、地上デジタル/アナログチューナを内蔵。映像入力はHDMI、D4、S映像、コンポジット、アナログRGB(D-Sub15pin)を各1系統装備。アナログ音声入力×3や、光デジタル出力、ヘッドフォン出力などを装備する。 スピーカー出力は7W×2chで、BBEも搭載。スタンドを含む外形寸法/重量は700×230×582mm/19kg(LW-2702DFK)、860×230×505mm/19kg(LW-2701DFK)。 □バイ・デザインのホームページ ( 2006年7月7日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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