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株式会社ノバックは、音声などを使ったコミュニケーションソフト「Skype」を利用して、自宅のパソコンで受信したテレビ映像を、外出先のパソコンから視聴できるという「どこでもTV for Skype」を7月14日に発売する。価格は9,800円。
「どこでもTV for Skype」は、Skypeのビデオ通話機能を利用して、テレビをインターネット経由で視聴するための製品。製品自体はUSB 2.0でパソコンと接続するユニットで、アナログのVHF/UHF/CATVチューナを内蔵している。映像入力などは備えていない。
自宅などのパソコンにSkypeをインストールし、同パソコンに「どこでもTV for Skype」を接続。そこにテレビアンテナを接続し、パソコンを起動させたまま待機させる。そして、クライアントパソコンにもSkypeをインストール。インターネット経由で自宅マシンのSkypeに通話発信。自宅のSkypeが自動で応答し、テレビが視聴できる。
そのため、利用するユーザーが1人であっても、自宅用とクライアント用に2つのSkypeアカウントが必要となる。また、自宅のSkypeが自動応答するアカウントを、Skypeのプライバシー設定を利用して制限が可能。他のアカウントからの着信を自動的に受けないようにも設定できる。 Skypeのチャット機能を利用し、チャンネル変更も可能。ビデオ通話が始まると同時にチャットウインドウがポップアップし、12チャンネルが見たい場合には「##12##」と入力することで変更可能。また、テレビ視聴中は音声/映像は自宅からの通信に占有されるが、文字チャットやファイル転送はそのほかのSkypeユーザーと行なえる。
対応するSkypeはバージョン2.0以降で、2.5を推奨。対応OSは自宅/クライアントマシンともにWindows XP/XP MCE2005。ユニットの外形寸法は95×26×12mm(縦×横×厚さ)で、重量は約30g。USB 2.0端子と専用アンテナ端子を備え、アンテナケーブル/アダプタを同梱する。
□ノバックのホームページ
(2006年7月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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