|
株式会社ルネサス テクノロジは、ワンセグ放送の視聴/録画に対応する携帯電話用アプリケーションプロセッサ「SH-MobileL3V」(SH7354)を開発、8月よりサンプル出荷を開始する。価格は1万個ロット時で2,500円。 国内のワンセグ放送で採用するH.264/MPEG-4 AVCに対応する画像処理プロセッサ「Video Processing Unit 4(VPU4)」を搭載。ワンセグ放送の録画/再生が可能なほか、最大640×480ドット/30fpsのH.264エンコード/デコードが可能となる。また、VPU4ではMPEG-4ファイルの各種処理も行なえるため、MPEG-4によるビデオメールやテレビ電話、映像ファイルの再生などにも利用できる。 CPUコアには、「SH4AL-DSP」を搭載、最大動作周波数は216MHz。内蔵RAMは2KB。24ビット対応のLCDコントローラを搭載、500万画素クラスのカメラモジュール、SDメモリーカード、SIMカード、サウンド用のインターフェイスも搭載する。 プロセッサのパッケージは281ピンで、ピンピッチは0.5mm。外形寸法は9×11×1.4mm(縦×横×厚さ)。なお、欧州のデジタル放送規格「DVB-H」や韓国の「DMB」にも対応できる。 □ルネサス テクノロジのホームページ ( 2006年7月10日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|