ソニー、DTCP-IP対応ルームリンクをアップデート －「スゴ録」のデジタル放送録画/編集ファイルに対応

VGP-MR200

　ソニーは10日、DTCP-IP対応のネットワークメディアプレーヤー「ルームリンク(VGP-MR200)」の最新ファームウェアを公開した。

　VGP-MR200はコピーワンスのデジタル放送録画番組をネットワーク経由で配信可能とするDTCP-IPに対応したネットワークプレーヤー。同社のDTCP-IP対応のスゴ録「RDZ-D97A」、「RDZ-D77A」と併用することで、デジタル放送録画番組をネットワーク経由で視聴可能となる。

　しかし、5月にRDZ-D97A/D77Aで録画/編集したタイトルが正常に再生できない不具合を確認。後日ファームウェアの更新で対応することを告知していた。今回修正された内容は以下のとおり。

• RDZ-D97A/D77Aで一部のシーンを消去(A-B消去)したタイトルを再生すると「ファイルの読み込みに失敗しました」と表示されて正常に再生できない問題を修正
• RDZ-D97A/D77Aで録画した[主＋副音声]のタイトルを再生すると、音声切り替えが無効になってしまう問題を修正
• RDZ-D97A/D77Aで一回だけ録画可能な番組と著作権保護されていない番組を結合させたタイトルを再生すると、結合部分で画像が乱れる問題の発生頻度を低減

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ダウンロードページ
http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/SP-012591-00.html
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?PD=23391
□関連記事
【5月19日】ソニー、ルームリンクでスゴ録のファイル再生に不具合
－編集した番組で画像の乱れ。対策検討
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060519/sony1.htm

( 2006年7月10日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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