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NECエレクトロニクス株式会社は、ポータブルオーディオ/メディアプレーヤーの主要機能を統合したアプリケーションプロセッサ「MP201」を9月よりサンプル出荷開始する。サンプル価格は3,000円。量産開始は2006年末の見込み。 ポータブルプレーヤー用の機能を統合したプロセッサで、CPUのほか、映像や音声データ処理用のDSPや、USB 2.0/シリアルATAなどのインターフェイス用LSI、電源LSIを1パッケージに統合。同機能を利用するために従来は3つLSIが必要だったが、1パッケージ化により実装面積を約15%削減できる。 320×240ドット/30fpsのH.264映像デコード機能を備え、ワンセグ放送受信に対応できるほか、480×480ドットのMPEG-4動画エンコード/デコードに対応。また、3種類のクロック信号制御モードや7種類の動作制御モードなどの低消費電力機能を内蔵している。 同社の半導体ソリューション「platformOViA」に基づいており、ソフトウェアとともに提供されるため、OViAの開発資産を継承し、最終製品の開発の短期化も図れるという。 □NECエレクトロニクスのホームページ ( 2006年7月12日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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