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株式会社アスクは、ゲームなどを含めたパソコンの音声をDTS/ドルビーデジタルにリアルタイムエンコードし、デジタル出力できる7.1chサウンドカード「HDA X-Plosion 7.1 DTS Connect」を8月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21,800円前後の見込み。 米Auzentechが開発したPCI接続のサウンドカード。最大の特徴は「DTS Connect」と「Dolby Digital Live」の認証を取得したこと。パソコン内の音声データをリアルタイムで両フォーマットにエンコード。光デジタルと同軸デジタル出力を各1系統備え、デジタル出力が行なえる。 2ch音声に加え、EAX 2.0とDirectSound 3Dにも対応。パソコンゲームのマルチチャンネル音声をドルビーデジタル/DTSに変換し、出力。デコーダを内蔵したAVアンプなどと接続することで、ノイズの少ない再生が行なえるという。3Dオーディオ時の最大発音数は64。
なお、DTS Connectは「DTS Interactive」と「Neo:PC」の2つの技術で構成されており、前述のエンコード機能は「DTS Interactive」と呼ばれ、1.5Mbpsのストリーム出力が可能。「Neo:PC」は「Neo:6」をベースとしたもので、MP3/WMA、音楽CDなど、PCの2ch音声を7.1chサラウンドに変換するもの。 これらの処理を行なうため、C-Media製のチップ「CMI8770」を搭載。さらに、8chの24bit/96kHzに対応したDACや、2chの16bit/48kHz対応ADCを搭載する。S/N比は100dB。
7.1chのアナログ出力にも対応。ボード上のOPAMP(オペアンプ)は交換可能になっており、ユーザーが好みの音質を追求できるようになっている。
□アスクのホームページ
(2006年7月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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