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株式会社東北新社は21日、USENが運営する動画配信サービス「GyaO」で1月20日から配信されたドラマ「ハツカレ」のDVDをリリース。このDVDのリリースを記念して23日に、主人公のチロ役の黒川智花さん、ちゃーちゃん役の悠城早矢さん、フク役の秋山莉奈さん、ミカリン役の東海林愛美さんを招いて、石丸電気ソフトワンでインストアイベントを開催した。 「ハツカレ」は、マーガレット(集英社)で連載中の人気少女漫画。現在までに8巻の単行本が計180万部発行されている。 西阪女子高に通うのんびり屋のチロは、女子校で純粋培養され、男の子と最後に話したのは幼稚園で、それ以来、男の子と話したことがなかった。 そんなチロがある朝、突然見知らぬ男子高の東阪高校生のハシモト君から告白される。チロはドキドキしてしまい、思わず「友達からなら」と返事。そしてその日の下校時間。西阪女子高の校門にハシモトが迎えに来ていた。 少女チロと、男子校生ハシモト君のぎこちなくも純粋なラブストーリーが、周囲の友人を巻き込んで展開。不器用ながらも“初めての恋”に向かい合っていく。誰もが経験する初恋のエピソードが詰まった、うれしくて、恥ずかしくて、ちょっと切ない物語。
漫画の原作の雰囲気をそのままに、登場人物と同世代の黒川智花さん、細田よしひこさん、水嶋ヒロさん、悠城早矢さん、秋山莉奈さん、東海林愛美さんらが出演し、梶研吾監督が実写化。1月20日からGyaOで1話25分で12話構成で配信された。
DVDはVol.1(TBD-9132)、Vol.2(TBD-9133)、Vol.3(TBD-9134)に各4話を収録した全3巻。価格は各2,940円。映像は4:3で収録し、音声はドルビーデジタル2.0ch。各巻に「ザ・ドキュメント・オブ・ハツカレ」を収録しているほか、Vol.1には完成披露イベント舞台挨拶も収められている。
また、単巻と同時に3巻セットの「ハツカレ初彼 ドキドキ♥パック」(TBD-9017)も8,820円で発売された。ドキドキ♥パックには、アウターケースとポストカードセットが同梱される。
今回のインストアイベントには、黒川智花さん、悠城早矢さん、秋山莉奈さん、東海林愛美さんの4人が西阪女子高の制服姿で登場し、トークショーや、握手会が行なわれた。「ハツカレ初彼 ドキドキ♥パック」購入者限定のイベントだったが、130人以上が参加し、盛況だった。 「ハツカレ」に出演するにあたって、黒川さんは「原作のチロちゃんに少しでも近づけるように思って、髪も切りました。漫画を読んで、どんな表情をしたらいいのか、とか、自分なりにいろいろ研究しながら、演じました」と話す。 また、悠城さんは「原作のちゃーちゃんのイメージを崩さないように演じることを心がけました。やかましいタイプに見えないように、明るく元気な、女の子を演じられるようにがんばりました」。 秋山さんは、「元々原作を読んでいて、すごく好きな作品です。自分なりに本を読んで、作ったイメージなんですけど、すごく今時の女の子。私は高校生じゃなかったので、高校生に見えるように、結構(黒川さんと悠城さんの)2人を参考にさせていただきました」と語る。
東海林さんは、「関西弁が初めてだったので、すごく苦労したんですけど、がんばりました。役作りというよりは、現場を楽しむという感じでした」と、4人それぞれ役作りの苦労を話していた。
今回の作品について、黒川さんは「チロにはすごい共感を持てる部分があって、私も初めての恋では、きっとドキドキして、こんな風にうまく、気持ちを伝えられないんだろうな、というのがわかりました」との感想。 悠城さんが一番印象に残ったのは、「私は甘いものが大嫌いなのに、ちゃーちゃんは、お菓子大好き。一番辛かったのは、(甘味)『はやしや』でのシーンでした。みたらし団子はせめて、食べたかったです」と話す。 秋山さんの印象に残っているシーンは、「合コンみたいなボーリングのシーンで、撮影だったんですけど、すごい楽しくて、それが、印象に一番残っています」。 そのシーンでは、「ちゃーちゃんが、スタッフの方からいわれて、本当に隣のレーンにボールを投げて、別のカットで撮るときにもう一回同じことをやったんですよ。私、彼女は、天才だと思いました」と驚いていたが、悠城さんは、「ボーリングは好きだし、得意なほうだと思う」と自信があったようだ。 東海林さんは、「結構、変な動きとか、自分で見て、これは無意識だったと、素の部分が、たくさん入っていると思います」という。また、「4人でいるときのキャーキャー、ワーワーと、体中に冷えピタをはったりとか、面白いことを、たくさんやっているので、そこら辺も見てほしい」とDVDをPRした。
最後に「パート2」については、4人とも「是非、やりたいですね」と声をそろえた。
□東北新社のホームページ
(2006年7月24日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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