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今回のオリジナルアイスショーは、この映画の大ファンというフィギュア・スケートの村主章枝選手(avex所属)が、今作品をテーマとして企画段階から参加。「氷の世界を表現してくださいということだったので、映画のストーリの中にある、そういったものが表現できればいいなと思って、作りました」(村主選手)という。
リンクの上方には大スクリーンが設置され、会場には一般からの応募で選ばれた、ファン300名が来場し、ジメジメした外の暑さを忘れ。作品世界を堪能した。
村主章枝選手は、映画の中の白い魔女として登場。約8分間に渡って、3種類の衣装で、ナルニア国物語の世界観を氷上で表現した。 「最初は氷の世界、冷たい魔女の世界。次は、剣を使って、強さを表現。最後のパートは、ライオンのアスランと戦う、戦闘的な感じが出ればいいなと思って衣装を用意した」という。 「この話をいただいてから、準備期間が少し短くて、なかなか難しかったです。試合や、普通のショーと違って、今回は一から、衣装や照明、間をどういう風にするかというのまで、全部やらなくてはならなくて、すごい大変でした。とっても、難しかったですけど、今後の勉強になりました」。 「もっと、衣装替えをしたかったんですけど、時間的に難しいということがわかりました。普段、使わないヘッドの飾りだとか、剣を使った演技とかは、ショーならでは。とても、楽しかったです」と戸惑いながらも、楽しんでいた。
アイスショーの終了後には、サプライズゲストとして、DVDのTV-CMでナレータを務める劇団ひとりさんがリンクに登場。白仮面をかぶって、「入り時間より1時間早く入って、リンクを借りて練習した」という、華麗(?)なスケーティングを披露。村主選手に花束を贈った。
ひとりさんは、「早く入って、練習したんですけど、大失敗しましたね。ものすごくイメージトレーニングしたんですけど、何一つ、うまくいきませんでした。人前でスケートを披露するのは初めて。これで、最後だと思います」と懲りた様子だった。
ナルニア国物語の中で好きなキャラクーを聞かれると、村主選手は「今日、演じさせて頂きましたけど、白い魔女が大好きです」と答えると、ひとりさんも、「白い魔女ですかね」。村主選手に「真似しないでください」とツッコまれていた。 村主選手とひとりさんは、二人とも父親がパイロットで、アラスカで同級生だったはずなのでが、「ちょうど2年ぐらいかぶっているはず。でも、本人は覚えていないんですよね」(ひとりさん)とのこと。ただ、村主選手によれば、「でも、ひとりさんは、すごいアラスカでも有名なお子さんで、私の母は、『あそこの子、本当に変わっていると有名だった』といっていました」という。
最後に村主選手は、「本当にファンタジーあふれる、楽しい映画です。動物の表情1つとっても、すごく上手にできています。今回私が演じた、白い魔女が涼しい風を運んでくれると思うので、楽しんでください」とDVDをPRした。
□ブエナ・ビスタのホームページ
(2006年7月25日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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