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株式会社デノンコンシューママーケティングは、エントリークラスのAVアンプとして、iPodとの連携にも対応可能な「AVC-1630」を8月上旬に発売する。価格は58,800円。カラーリングはプレミアムシルバー(SP)。 2005年9月に発売した「AVC-1620」(52,500円)の後継モデル。筐体デザインが新しくなっており、上位モデルと同様に2桁表示が可能な大型フロントディスプレイを搭載。さらに、iPodの制御/連携機能やビデオコンバージョン機能も備えている。
定格出力80W×7ch(8Ω時)、最大出力135W×7ch(6Ω時)。DSPに32bitフローティングタイプのSHARCプロセッサを搭載。24bit/96kHz対応のデジタルインターフェースレシーバも備えている。デコーダはDTS-ES、ドルビーデジタルEX、DTS 96/24、AACなどに対応。リアチャンネル用のパワーアンプをフロントチャンネルに割り当て、フロントをバイアンプ駆動することもできる。
自動音場補正機能を備えており、付属の専用マイクを利用してスピーカーとの距離、設定、サイズ、レベル、位相などが自動的に調整可能。設定は3個まで記録でき、ユーザーモードとして専用ボタンで呼び出せる。 D4端子を入力3系統、出力1系統装備。ビデオコンバージョン機能を備え、コンポジットやS映像の入力信号をD端子から出力可能。S映像からコンポジットへのダウンコンバージョンも行なえる。 別売の専用オプション「ASD-1R」(オープン/実売13,000円前後)を利用すれば、iPodとの接続も可能。アンプ付属のリモコンでiPod本体の操作も行なえる。ほかにも、映像と音のズレを補正する「オーディオディレイ」や、入力ソースごとに信号レベルを調整する機能なども利用できる。
音声入力端子は、アナログ×8、8chアナログ×1、光デジタル×2、同軸デジタル×2。出力は、レックアウト×2、8chプリアウト×1、光デジタル×1。映像面ではD4×3、S映像×3、コンポジット×4。出力はD4×1、S映像×2、コンポジット×2を備える。
外形寸法は434×417×147mm(幅×奥行き×高さ)。重量は11.6kg。消費電力は240W。付属のリモコンは利用頻度の高いボタンを表面に配置したシンプルなデザインとなっている。
□デノンのホームページ
(2006年7月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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