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サエクコマース株式会社は、スウェーデンのJENVINGが開発したスピーカーケーブル新モデルを7月末に発売する。「SUPRA Linc」シリーズ2モデルと、「SUPRA Classic」シリーズ1モデルの計3モデルを用意。1m単位での切り売りとなっており、価格は下表の通り。
■ Linc Linc 2.5は、上位モデルの4.0と同じく、導体に0.1mmの高純度無酸素銅線を使用。2.5ではこれを320本使用しており、誘電体にはオリジナルPVCとPETを介したアルミ箔を採用。外部からの高周波ノイズを遮断し、ケーブル自体から発生する電磁誘導も低減。スムースな信号伝送を実現したという。 さらに、誘導体のシールド効果の高さや、導体にショートピッチの撚り線構造を採用して低インダクタンス化を図ることで、スピーカーケーブルの近くに配置したラインケーブルへの影響を低減。ケーブルが多くなりがちなAV機器で威力を発揮するという。 また、誘電体に接合されたドレインワイヤをアンプ側のアースターミナルに接続することで、ノイズフロアを下げ、組み合わせる製品によっては「より澄みきった再生が行なえる」としている。 Linc 4.0では、高純度銅線を320本から511本に増加。より力強い伝送を可能にしたという。そのほかの主な仕様は2.5と同じで、音の傾向としては2.5が「歪み感が少なくワイドレンジで爽やか」、4.0が「エネルギー感にあふれる力強いサウンド」になるという。
■ Classic 4.0 スタンダードシリーズであるClassicの新モデル。導体にセミ・リッツ線構造の5N銅線を使用。導体には錫メッキ処理を施し、内部で発生する表皮効果を低減、酸化も防いでいる。
誘電体にはイオン交換を行なったPVC樹脂を使用。伝送ロスを防ぐと共に、スムースな伝送特性を目指した。「姉妹モデルのClassic 6.0に迫る性能で、広帯域で鮮度感の高い伝送を可能にした」という。
□サエクコマースのホームページ
(2006年7月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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