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株式会社モンスター・ラボが運営する音楽販売サイト「monstar.fm」は、7月31日より音楽配信サービスを開始した。標準価格は120円だが、購入の際に100/120/150/200円から自由に選択できる。 monstar.fmはインディーズレーベル中心の音楽販売サイト。ユーザーが聴きたい曲のイメージを「色」や「キーワード」などから検索、試聴できる。これまでもCD販売サービスは行なわれていたが、今回新たにダウンロードによる音楽配信サービスを開始した。 決済にはWebMoneyを利用。8月中にはクレジットカードによる決済にも対応する。また、今後は楽曲を購入した時などに、同サイト内で利用できるポイントを付与するサービスなども行なっていく予定。 登録アーティスト数は約40組で、楽曲数は約300曲。ファイルフォーマットはmp3を採用。著作権保護はかかっていないが、MP3ファイルに識別子を埋め込んでおり、不正コピーが発生した際には、どのユーザーがダウンロードしたファイルからコピーが派生したのかが判別できるようになっているという。 著作権保護をかけずに、mp3フォーマットを採用した理由として「著作権保護のシステムを利用すると再生可能な機器に制限が生じてしまうため」としている。
購入価格が100/120/150/200円から自由に選択できる仕組みについては「ユーザーを主体とする音楽文化を形成していきたいため」としており、100/120円で楽曲が購入された場合には、同社とアーティストの間の契約に基づいた比率で売上額が支払われる。150/200円で楽曲が購入された場合、通常の比率による売上に加えて、標準価格120円との差額分は全額アーティストやレーベルに活動資金として還元する。同社では「ストリートミュージシャンに払うチップの感覚で、ユーザーが応援するアーティストに、より多くの資金を提供できる仕組み」としている。 □モンスター・ラボのホームページ ( 2006年7月31日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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