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シムソンズは、2月18日劇場公開されたカーリング・ムービー。トリノ五輪でチーム青森がカナダに勝利した日に、初日を迎えたことでも話題になった。 北海道常呂町。地元の高校に通うごく普通の女子高生の伊藤和子(加藤ローサ)は、ある日、'98年の長野冬季オリンピックに出場した町の英雄、加藤真人(田中圭)が地元のTVニュースに出演しているのを目にする。 前から憧れていた加藤真人の凱旋試合へと応援に出かけた和子は、加藤真人にも背中を押され、親友の林田史江(星井七瀬)、農場の娘、小野菜摘(高橋真唯)、唯一の経験者の尾中美希(藤井美菜)と、元カーリング選手の大宮平太(大泉洋)をコーチに加え、カーリングチームを発足することに。 和子が決めたチーム名は「シムソンズ」。アニメのタイトルから思いついたのだが、そのアニメの本当のタイトルは「シンプソンズ」だった……。シムソンズは、北海道大会に向けて走り始める。
通常版と青春版とも本編ディスクは共通で、約113分の本編をビスタサイズ(スクイーズ)で収録、音声はドルビーデジタル2ch。映像特典としてトレーラー集も収めている。通常版には初回限定でオリジナルポストカードを同梱。
青春版は完全数量限定生産で、アウターケース仕様。本編ディスクに加え、「特典ディスク1」にはメイキング映像集、「特典ディスク2」にはインタビュー映像集を収録している。封入特典は、サイン入り(印刷)特製ポストカード6枚セット、オリジナルミニ写真集。 タワーレコード渋谷店のインストアイベントには、DVD購入者先着100名が参加。出演する藤井美菜さん、高橋真唯さん、星井七瀬さんに加え、佐藤祐市監督、森谷雄プロデューサーが出席。トークショーと握手会が行なわれた。 イベントの司会も努めた、森谷雄プロデューサーは「ついに昨日、DVDが発売されたわけですが、タワーレコード渋谷店では、売り上げが第2位」と報告。 佐藤祐市監督は今回DVD化されたことについて、「本当に、やっと家で見られるなと。DVDのサンプルを見たんですけど、撮影から半年強なんですが、今見ると、何もかも懐かしい」と感想を語った。
また、「DVDだと、細かいところが見ることができるんで、端っこで変なことをやっているやつがいっぱいいますんで、楽しんでいただければなと思う」と、DVDのお勧めポイントを紹介した。
星井さんは、「DVDが出て、家族もすごい大喜び。家族で見たんですけど、お母さんに『太ってたはね』といわれた」という。 また、藤井さんは「実は昨日見まして、すごい懐かしかったです。これで、家で見られるようになりました。特に青春版の方には、特典が入っていますので、忘れてたこととかを思い出しました」と話す。 「青春版を3セットくださいってお願いしたら、まだもらってないので……」という高橋さんは、「劇場版では気づかなかったところを、また見てもらえるのは嬉しいです。でも、特典映像に、たぶんカーリングの練習しているところが入っていると思うんですけど、少し恥ずかしいですね」とのこと。
ドラマの収録でイベントに参加できなかった加藤ローサさんは、ビデオでコメントを寄せ、「イベントに参加できなくて、すごいショックなんです。DVDを買ったら、撮影秘話も入っているので、メイキングを見ながら本編を見たりして、楽しんでください」とDVDをアピールした。
藤井さんによれば、「4人はすごく仲がよくて、ホテルで集まる時はローサの部屋が多かったんですが、すごくみなマイペースですごしていました」という。
また、星井さんは、「ローサは、お菓子ばっか食べてました。茎わかめとか、梅干とか、裂きイカとか、イカ系が多いんですよ。部屋がくさくなるんですよ。でも、そういうローサ大好きです」とフォローしていた。
この映画に出演して、星井さんは「演技がものすごく好きになりました。もっともっと、いろんな役をやりたいなと改めて思った」と話す。 また、これが映画初出演となった藤井さんは、「私にとって、初出演映画になったわけですけど、色々なことを学ばせていただいた。その吸収したことを生かして、成長していきたい」。
高橋さんも「私の中で、大事な作品で、この映画に出会えて、よかったと思っています。皆さんにシムソンズを通して、出会えて、これからもこの作品に支えられながら、がんばりたい」と語り、映画の撮影を通じで、映画の中だけでなく、出演者自身も成長したことを実感している様子だった。
□ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンのホームページ
( 2006年7月31日 ) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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