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松下、プレーヤーをドッキングできる「D-dock」
-160/80GB HDD搭載。PCとのネットワーク連携も


SC-SX850
9月8日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、SDHCに対応したSDカードスロットを備え、HDDも内蔵するミニコンポ「D-dock」(ディードック)の新モデル2機種を9月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は160GB HDD内蔵の「SC-SX850」が8万円前後、80GB HDDの「SC-SX450」が65,000円前後の見込み。

SC-SX450

 カラーリングはSX850がシルバー(S)のみ。SX450はシルバー(S)とホワイト(W)の2色を用意する。

 SDHC対応SDカードスロット、HDD、CDドライブで構成されるミニコンポ。音楽CDからSD-Audio(AAC)形式、もしくはリニアPCMで内蔵HDDに録音が可能。AACモードの場合はXP(128kbps)、SP(96kbps)、LP(64kbps)の3つのビットレートが選択可能。新たに12倍速での取り込みが可能になった。

 また、SD-Audio(AAC)形式で録音した楽曲は最大16倍速でSDカードに転送可能。D-snap AudioやSD-Audioに対応した携帯電話などで再生できる。

 HDD内に約35万アルバム分のGracenoteデータベースを内蔵。取り込んだ楽曲には自動的にタイトル情報などが付与される。また、新たにMusicIDもサポート。天面にアナログ(ステレオミニ)の音声入力を備えており、カセットテープやレコードなどのアナログソースを録音しても、波形から楽曲を識別し、タイトル情報を付与できる。

天面にSDカードスロットを備える アナログのライン入力も装備。アナログキャプチャした楽曲にも楽曲情報を付与できる

 Ethernet端子も備えており、新しい楽曲情報をインターネットから取得できる。また、新たにパソコンの共有フォルダに保存したWMA/MP3ファイルをLAN経由でHDDに取り込む機能も搭載。WMA/MP3ファイルをそのままD-dockで再生することもできる。ただし、著作権保護がかけられた楽曲には対応していない。

 また、新たにD-snap Audioのプレーヤー本体を天面のクレードル部に接続できるようになった。D-snap Audio内の楽曲をD-dockのスピーカーで再生できるほか、充電も可能。同日発売の「SV-SD800N/SV-SD400V」の場合、約10分の急速充電で3時間の再生ができる。ただし、ドッキング状態でD-dockからの楽曲ファイル転送は行なえない。転送はSDカードを介して行なうことになる。

ポート端子を備え、D-snap Audioのプレーヤー本体をそのままドッキングできる

 ディスプレイ部は7行表示に対応。SX850はカラー表示に対応している。ほかにも、曲の印象で7種類に楽曲を自動分類する機能や、プレイリスト内の楽曲のサビ部分だけを検知してメドレー再生する「ザッピング再生」機能なども利用可能。FM/AMチューナも内蔵し、タイマー録音なども利用できる。

 SX850はハイブリッド・デジタル・バイアンプを採用。ウーファとツイータを別々のアンプでドライブするバイアンプ駆動で、最大出力はウーファ用17W×2ch(6Ω)、ツイータ用3W×2ch(6Ω)。SX450もデジタルアンプを採用し、最大出力は15W×2ch。

 スピーカーは2ウェイ2スピーカーのバスレフ型で、ウーファは10cm径、ツイータは6cm径のリングシェイプド・ドーム型。ツイータにはワイドディフューザが付けられており、ウーファの振動板にはPPマイカグラファイトを使用している。ほかにも「AAC リ.マスター」や「H.BASS」が利用できる。

スピーカーは2ウェイ2スピーカーのバスレフ型 エンクロージャは若干上向きに角度が付けられている 背面。入出力端子は2モデルで共通

 入出力端子は共通でライン入力(RCA)、ライン入力(ステレオミニ)、ヘッドフォン出力を各1系統装備。メインユニットの外形寸法/重量も共通で、195×331×161mm(幅×奥行き×高さ)で、約4.5kg。スピーカーの外形寸法は195×144×249mm(同)で共通だが、重量はSX450が約1.3kg、SX850が約1.4kgとなっている。

□松下電器のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060823-4/jn060823-4.html?ref=news
□「D-snap」のホームページ
http://d-snap.jp/
□「D-dock」のホームページ
http://d-dock.jp/

(2006年8月23日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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