| ![]() |
![]() |
米AppleとCreative Technologyは24日(現地時間)、Creativeの所有するオーディオプレーヤー向けインターフェイス関連特許について係争していた問題で和解したと、発表した。
Creativeは、2005年8月にオーディオプレーヤー「Zen」のユーザーインターフェイス関連特許「Zen特許」(特許番号6,928,433)を取得。選曲などの操作が効率的かつ直感的に行なうインターフェイスのデザインに関するもので、iPodやiPod miniなどが、同特許を侵害していると主張し、Appleに対する販売差し止めや、損害賠償を求め訴訟を起こていた。 今回の和解により、AppleはCreativeに1億ドルを支払う。また、Creativeは、iPodの周辺機器を推進する「Made for iPod」プログラムに参加。2006年後半にiPod対応製品を発表する。 AppleのSteve Jobs CEOは「Creativeは早期に特許取得が認められ、幸運だった。両社の見解の相違を解決し、両社間で係争していた5つの特許関連訴訟についても取り下げ、将来にわたる不確定要素や、長期にわたる裁判を回避した」との声明を発表した。 また、CreativeのSim Wong Hoo CEOは、「友好的な和解に至り、Creativeにとって新しい重要な機会を得られたことを嬉しく思う。AppleのiPodとMade for iPodプログラムは強大なエコシステムを構築しており、その市場に早期にスピーカーやヘッドフォンを投入したい。また、将来的には“X-Fi”などのオーディオ製品なども発売する」としている。 □Appleのホームページ ( 2006年8月24日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
![]() |
|