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NTTエレクトロニクス株式会社は、フルHD/1,920×1,080ドットのエンコードが可能な1チップMPEG-2エンコーダLSI「LibraENC」を10月1日より発売する。価格は10万個一括発注時で7,000円/個。同社では年間100万個の生産を予定している。 家庭内のワイヤレスでのAV機器接続を想定したハイビジョンテレビ用MPEG-2エンコーダで、解像度は1,920×1,080/1,440×1,080ドットに対応。HDTVエンコード時に画質を維持したまま、100ms以下の低遅延でMPEG-2 TSを出力できるという。 NTTグループが独自に開発した小型のMPEG-2エンコーダを2基と、64bitのRISCプロセッサなどを内蔵し、1チップ化。消費電力や遅延性能は用途別に設定可能としているという。パッケージ外寸は27mm×27mm。 同社は、従来放送用コーデックLSIなどを手がけてきたが、LibraENCで民生用市場に参入。家庭用セットトップボックスや、ワイヤレスHDTV、ワイヤレスハイビジョンカメラなどでの導入を見込んでいる。 □NTTエレクトロニクスのホームページ ( 2006年9月13日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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