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クラリオン、チタン蒸着ユニットの車載スピーカー
-リボン型チューンアップツイータも


SRT1780S

10月下旬発売

標準価格:「SRT1780S」52,500円
       「SRH590」31,500円


 クラリオン株式会社は、車載スピーカーの新モデルとして、2ウェイのセパレートシステム「SRT1780S」と、リボン型チューンアップツイータ「SRH590」を10月下旬より発売する。価格は「SRT1780S」が52,500円、「SRH590」が31,500円。



■ SRT1780S

 17cm径コーンユニット搭載のウーファ部と、2.5cm径シルクソフトドームツイータで構成するセパレート型の2ウェイスピーカー。特に中域を豊かにすることで、ボーカルの息遣いや微妙な声のニュアンスなども再現することを目的に開発。

 ウーファコーンにはチタン蒸着のグラスファイバーを採用し、スピード感のあるタイトな低域再生を実現したという。

 磁気回路はストロンチウムマグネットとネオジウムマグネットを組み合わせたハイブリッド構造で、ヨーク側に漏れていた磁束を強制的にギャップに集中させ、従来モデルより約10%磁束を向上させた。再生周波数帯域は25Hz~7.5kHz。外形寸法は156×66×156mm(幅×奥行き×高さ)、重量は760g。

 ツイータユニットは、ピュアシルクドームの表面にチタンを蒸着。磁気回路は、ネオジウムマグネットをプレートの上下に搭載するデュアル構成となっている。ツイータの角度を調整することも可能。

 アッテネータは0/-6/-12dBで切り替えが可能。独自設計の専用コンデンサにより、最適なバランス調整が行なえるという。再生周波数帯域は1.5~80kHz。クロスオーバー周波数は3.5kHz(-12dB)。スタンドを含む外形寸法は49×49.5×67mm(幅×奥行き×高さ)。重量は85g。

 瞬間最大入力は200W、定格入力は45W。出力音圧レベルは92dB/W/m。インピーダンスは4Ω。


■ SRH590

SRH590

 4.5×0.8cm(縦×横)のリボン型ユニットを搭載したチューンアップツイータ。ダイヤフラムを2つ折りにしてギャップに挿入する構造で、振動面積の拡大により高効率化を図った。ダイヤフラムの素材にはプリンテッド・ポリイミドフィルムを採用し、ストレスのない超高域再生が行なえるという。

 マウント位置を選ばず、広いスイートスポットを確保できるという左右非対称の「アンチシンメトリー・フロントホーン」構造も採用。専用設計の大型ネオジウムマグネットを搭載、リボン型ダイヤフラムに最適な高磁束ギャップの実現を図った。

 専用のフィルムコンデンサを搭載。アッテネータは0/-6/-12dBで切り替えられる。再生周波数帯域は5~100kHz。クロスオーバー周波数は15kHz(-12dB)。瞬間最大入力は250W、定格入力は50W。出力音圧レベルは90dB/W/m。インピーダンスは4Ω。スタンドを含む外形寸法は50×44×89mm(幅×奥行き×高さ)。重量は97g。


□クラリオンのホームページ
http://www.clarion.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.clarion.com/jp/ja/newsrelease/index_2006/060914_01/index.html

(2006年9月14日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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