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株式会社デノンは、1080p対応のHDMI入出力を備えたAVアンプ「AVC-1930」を9月下旬より発売する。価格は99,750円。 ミドルクラスのAVアンプで、HDMI入力2系統、HDMI出力1系統を備えるのが特徴。HDMIバージョンは1.1。コンポジット/S映像入力信号を変換し、HDMI/D端子から出力するビデオコンバージョン機能を備えるほか、D入力映像信号をS映像/コンポジットなどにダウンコンバートして出力することもできる。 定格出力は100W×7ch(8Ω時)、最大出力150W×7ch(6Ω時)。リアチャンネル用のパワーアンプをフロントチャンネルに割り当て、フロントをバイアンプ駆動することもできる。DSPは32bit SHARCプロセッサを搭載。デコーダはDTS-ES、DTS 96/24、ドルビーデジタルEX、ドルビーデジタル、AACなどに対応する。 付属の専用マイクを利用して、スピーカー接続の有無、スピーカーとの距離、レベル、サイズ、位相などの基本設定を自動で行なう「オートセットアップ」機能を搭載するほか、基本設定時の測定データを元に音場調整を自動で行なう「ルームEQ」機能を備える。 EQ設定は自動設定を3パターン(Normal/FRONT/FLAT)用意するほか、8バンドのEQを手動で調整できるマニュアル設定を1パターン備え、これらのEQ設定はソースのモードごとに割り当てて利用することができる。設定状態は最大3モードまで記録し、呼び出しが可能。 ほかにも、映像と音のズレを補正する「オーディオディレイ」や、入力ソースごとに信号レベルを調整する「インプットファンクションレベル」機能なども利用できる。
別売のiPod接続ドック「ASD-1R」(オープン/実売13,000円前後)を利用して、Dockコネクタ対応iPodを接続し、音楽/映像ファイル再生が可能。iPod本体の操作は、アンプ付属のリモコン上から行なえる。 映像入力端子は、HDMI2系統、D5端子を3系統、S映像を5系統、コンポジットを5系統装備。出力は、HDMI1系統、D5端子1系統、S映像3系統、コンポジット3系統。 音声入力端子は、アナログ9系統、8chアナログ1系統、光デジタル4系統、同軸光デジタル2系統。出力は、レックアウト3系統、8chプリアウト1系統、光デジタル1系統となる。 2桁表示が可能な大型フロントディスプレイを搭載。外形寸法は434×417×171mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12.8kgで、消費電力は260W。付属リモコンは利用頻度の高いボタンを配置したシンプルなデザインを採用する。 □デノンのホームページ ( 2006年9月15日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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