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株式会社毎日放送(MBS)は、10月7日から放送を開始するアニメ「天保異聞 妖奇士(てんぽういぶん あやかしあやし)」において、地上デジタル放送の固定テレビ向け12セグメント放送と、ワンセグ放送で送信するデータ放送の概要を発表。レイアウトも含め、番組独自のものを表示する「連動データ放送」を行なう。なお、12セグの番組連動型データ放送は、JNN系列の全国ネット・レギュラー番組としては初だという。 JNN系列では、2005年2月から「共通テンプレート」と呼ばれる地上デジタル・データ放送用の表示レイアウトを作成。番組情報やニュース、天気、スポーツ、地震情報などをそのレイアウトに沿って放送している。 MBSでは、ローカルの特別番組において、共通テンプレートを使わず、番組固有のデータ放送を付随したものを「連動データ放送番組」として実験的に放送してきた。 今回の「天保異聞 妖奇士」は、JNN系列のレギュラー番組としては初めて番組連動型データ放送を実施。さらに、9月30日の17時30分から放送される同作品の特別番組と、第1話の10月7日18時からの放送に関しては、本編が表示されると自動的に連動データ放送のトップ画面が表示されるようになっている。 メイン画面は縮小表示されるが、リモコンの「dボタン」を押すことで全画面表示に切り替えられる。コンテンツ内容は登場人物の紹介やあらすじ、用語解説などで、ワンセグ放送でも同様の情報を用意。途中からの視聴であっても、時代背景やキャラクター設定などが手軽に理解できるとしている。
□毎日放送のホームページ
(2006年9月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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