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ソニーは20日、液晶テレビ「BRAVIA」の新たな生産工場をスロバキアの二トラに設立すると発表した。投資金額は約110億円を予定。稼動時期は2007年9月を予定しており、欧州市場向けに年間300万台の生産体制を整えるという。 現在ソニーでは欧州向け液晶テレビの生産をスペインのバルセロナと、スロバキアのトゥルナバの2カ所で行なっている。しかし、欧州の液晶テレビ市場の急速な拡大に対応するため、スロバキアのニトラに新工場の建設を決定した。 新工場の敷地面積は約40万m2。建物の面積は約6万m2。従業員数はフル稼働時で約3,000人。なお、新工場稼動開始後は、トゥルナバ工場での生産は終了する予定。バルセロナ工場では生産を継続するが、今後は開発・設計拠点としての役割を担うことになるという。
新工場建設について井原勝美副社長は「安定した供給体制とBRAVIAの最先端技術、機能、デザインの優位性を活かして、欧州での事業を強力に推進する」とのコメントを発表している。
□ソニーのホームページ
(2006年9月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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