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株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパンは、同社の開発した日本の地上デジタル放送(ISDB-T)チューナモジュールを、提携中の韓国、台湾メーカーに提供し、低価格STBやDVDレコーダを実現したと発表した。
DVDレコーダの開発は、ゼンテックが提携する韓国デジタル・ワールドが行ない、日本の地上デジタル放送のHDD/DVD録画機能や、ワンボタン録画機能、タイマー録画機能などを実現。 DVD±R/RWレコーダとして利用でき、400GB HDDを搭載したモデルも開発中という。今後3年間で、日本市場向けに約3万~5万台の販売を見込んでいる。 低価格STBは、台湾のInventec Multimedia & Telecom(IMT)が開発を担当。地上デジタル放送の受信に対応するほか、EPG機能も搭載。D4端子、S映像出力、コンポジット出力などを装備する。 日本市場を対象としたOEM/ODM向け製品で、低価格を実現。民生市場だけでなく、アナログテレビを多数保有しているホテルや病院などでの利用も想定しており、年明けからの供給を予定している。 同レコーダ、STBは、10月3日より開幕する「CEATEC JAPAN 2006」に出展される。
( 2006年9月29日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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