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CAV、4ウェイフロア型などスピーカー14製品
-低/中高域独立筐体モデルやシアター向けなど


10月中旬より順次発売

予定価格:オープンプライス~63万円


 CAVジャパン株式会社は、中国CAV AUDIO製の4ウェイフロア型スピーカーや5chスピーカーシステム、サブウーファなど14製品を10月中旬より順次発売する。仕様や予定価格は下表の通り。

仕様 型番 予定価格
フロア型
4ウェイ
2BOX構成
MD-EX3 63万円(2台)
3ウェイ Fi-EX 21万円(2台)
5chスピーカー TT-7000
(フロント)
84,000円(2台)
TT-7000C
(センター)
18,900円
TT-7000S
(リア)
47,250円(2台)
TT-3000
(フロント)
63,000円(2台)
TT-3000C
(センター)
16,800円
TT-3000S
(リア)
42,000円(2台)
TT-6000
(フロント)
52,500円(2台)
TT-6000C
(センター)
13,650円
TT-6000S
(リア)
27,300円(2台)
2.1chシステム
45Wアンプ内蔵
2.1chスピーカー
QW400-QQ100 オープンプライス
(店頭予想価格3万円前後)
サブウーファ
バスレフ型 Q3B 42,000円
密閉型 320W 31,500円



■ MD-EX3

MD-EX3

 低域で発生する振動からの中高域の独立を図り、それぞれを別筐体にしたバスレフ型の4ウェイスピーカー。ユニットは30cm径ウーファと、16cm径ミッドレンジ、4.8cm径シルクドームツイータ、8mmリボンツイータ採用のスーパーツイータで構成する。

 再生周波数帯域は30Hz~40kHz、クロスオーバー周波数は150Hz/2.2kHz/8.5kHz。出力音圧レベルは90dB、最大入力は300W。インピーダンスは6Ω。

 スピーカーターミナルはバナナプラグ対応で、バイワイヤリングが可能。外形寸法は390×480×1,100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は48.8kg。専用ベースやケーブルなどが付属する。

低域と中高域の筐体を分離 背面(高域部) 背面(中低域部)

接続はバイワイヤリング対応 専用ベースが付属


□製品情報(英文)
http://www.cav-audio.com/Products.asp?Pid=3&id=53


■ Fi-EX

Fi-EX

 20cm径ウーファ×1、10cm径ミッドレンジ×2、3.5cmシルクドームツイータで構成するバスレフ型スピーカー。ウーファは側面(内側)に搭載している。スピーカーユニットは欧州製、エンクロージャには南米産の天然木材を使用。全てハンドメイドで製造され、研磨処理は13回施されているという。

 再生周波数帯域は40Hz~20kHz、クロスオーバー周波数は220Hz/2.3kHz。出力音圧レベルは87dB、最大入力は180W。インピーダンスは6Ω。

 スピーカーターミナルはバナナプラグ対応で、バイワイヤリングが可能。外形寸法は255×395×1,180mm(幅×奥行き×高さ)、重量は25.5kg。専用ベースやバナナプラグ付きケーブルなどが付属する。

ウーファは側面に バスレフポートは2基


□製品情報(英文)
http://www.cav-audio.com/Products.asp?Pid=3&id=25


■ TT-7000

 フロントの「TT-7000」と、センター「TT-7000C」、リア「TT-7000S」で構成する5chスピーカー。フロントスピーカーのユニットは、ウーファが10cm径×3、ツイータが2.5cm径×1となっている。周波数特性は45Hz~20kHz(1.5dB)。

 筐体はアルミダイキャストで、鏡面仕上げを施している。フロントスピーカーの外形寸法は148×77×1,212mm(幅×奥行き×高さ)。

フロントの「TT-7000」(右)とリアの「TT-7000S」(左) センターの「TT-7000C」(上)

5chスピーカーシステムでは、「TT-3000」(左)や、「TT-6000」(右)も発売される


□製品情報(英文)
http://www.cav-audio.com/Products.asp?Pid=3&id=25


■ QW400-QQ100

QW400-QQ100

 45Wアンプ内蔵の2.1chスピーカーシステム。10cm径ウーファ×2基と、8cm径フルレンジ×2chで構成する。アンプ出力は10W×2chと25W(サブウーファ)。筐体にアルミダイキャスト素材を採用している。

 入力端子はアナログ音声が2系統。バスパワー駆動用のUSB端子も備える。周波数特性はフルレンジ150Hz~20kHz、サブウーファ20Hz~150Hz。外形寸法はフルレンジが110×82×140mm。サブウーファが318×268×160mm。リモコンが付属する。


サブウーファ サブウーファの背面 付属リモコン



■ Q3B

 背面にダクトを備えたバスレフ型アクティブサブウーファ。ドライバユニットは20cm径。エンクロージャはアルミダイキャスト製で、縦置き/横置きが可能。アンプ出力は100W。周波数特性は25~200Hz(1.5dB)。外形寸法は440×350×250mm(幅×奥行き×高さ)。


Q3B エンクロージャは円筒状 背面


□製品情報(英文)
http://www.cav-audio.com/Products.asp?Pid=6&id=104


■ 320W

 密閉型のアクティブサブウーファ。アンプ出力は100W(RMS)。ドライバユニットは20cm径。周波数特性は35~200Hz(8Ω)。ACはインレット型。外形寸法は280×365×320mm(幅×奥行き×高さ)。

320W 背面



■ 国内では’07年度売上5億を目標。日本向け製品開発も

 中国のCAVは、広東省の広州に自社工場を持ち、広州や北京などの約1,500の店舗で展開。売上ベースでのシェアは15%となっている。また、米国やカナダ、EUなど50カ国以上でも販売やOEM事業を行なっている。CAVジャパンは中国本社との合弁会社として設立され、今回発表された製品が日本での第一弾となる。

 CAVジャパンの法月利彦社長は販売目標について「発売当初はオーディオ専門店を中心に展開し、2007年3月までの6カ月間で4,000万円の売上が目標。量販店での販売も順次行ない、次期の2007年度(~2008年3月)では、売上5億円を目指す」としている。輸入代理店ではなく、本社との合弁企業である点を活かし、今後は日本向け製品の開発にも着手するという。


□CAVのホームページ(英文)
http://www.cav-audio.com/

(2006年10月20日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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