船井電機、ポーランドに液晶テレビ工場を新設 －欧州市場でのテレビ事業拡大を目指す

　船井電機株式会社は2日、ポーランドに液晶テレビの生産子会社を設立し、2007年夏の操業開始を目指すと発表した。

　欧州市場向けの液晶テレビ事業拡大を目指し、生産子会社「FUNAL ELECTRIC(POLSKA)」を設立する。所在地は、ポーランド共和国 ルブシュ県 ノワソル市(ノワソル特別開発区)で、船井電機の100%出資となる。資本金は6億円。

　11月より着工を開始し、2007年夏の操業開始を目指す。延床面積は第1期が11,000m²、2008年に稼働予定の第2期が10,000m²で、第2期完成時の生産能力は月産20万台。第1期、第2期をあわせた総投資額は70億円。

　同社では、現地生産によるリードタイムの短縮と、液晶モジュール行程を含む生産体制の確立により、欧州でのコスト競争力を強化。同地域での液晶テレビ事業拡大を目指すとしている。

□船井電機のホームページ
http://www.funai.jp/
□ニュースリリース
http://www.funai.jp/pressrelease/2006/topic_061102.html

( 2006年11月2日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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