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株式会社イーケイジャパンは、真空管を使ったオーディオキットの新モデルとして、ステレオパワーアンプ2モデルを12月中旬に発売する。価格は「TU-872LE」が73,290円、「TU-883LE」が59,640円。
■ TU-872LE
出力管に、オーディオ用真空管として評価の高い「2A3」を使用したステレオパワーアンプ。「2A3EH GOLD」と「6SN7EH」を2本ずつ搭載しており、いずれの真空管もelectro-harmonixブランドとなっている。 定格出力は5W×2ch(8Ω時)。周波数特性は10Hz~60kHz。適合するスピーカーのインピーダンスは4~16Ω。出力トランスにはオリエント・コア材を、電源トランスはR-コアを使用。さらにOS-CONなどの低ESRコンデンサも使用しており、音質を追求したという。
入力はRCAを2系統用意し、モニター(TAPE/MD)用入力とRECアウトも1系統備えている。外形寸法は220×425×200mm(幅×奥行き×高さ)。スピーカーターミナルにはバナナプラグも使用できる。
■ TU-883LE
同社「TU-879S」をベースにしながら、改造せずに出力管の差し替えが可能なモデル。標準で出力管に「KT88EH」を採用しているが、「KT-66」、「EL34(6CA7)」、「6L6GC」などに差し替えが可能。真空管による音の違いを手軽に堪能できるという。 出力トランスにはオリエント・コア材を使用。電源トランスはR-コア。OS-CONなどの低ESRコンデンサも使用している。
付属の真空管はいずれもelectro-harmonixブランドで、「KT88EH」を2本、「12AX7EH」を1本同梱。定格出力は8W×2ch(8Ω時)。周波数特性は20Hz~50kHz。適合するスピーカーのインピーダンスは3.2~16Ω。入力はRCAのステレオを2系統用意。外形寸法は155×410×185mm(幅×奥行き×高さ)。スピーカーターミナルにはバナナプラグも利用可能。
□イーケイジャパンのホームページ
(2006年11月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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