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NEC液晶テクノロジー株式会社は13日、高色度域/高輝度の「3.5型透過型システム・オン・グラス(SOG)液晶ディスプレイモジュール」を発表した。 パネルサイズが3.5型で、解像度960×540ドットの低温ポリシリコン液晶モジュールで、用途としては、ハイビジョン対応の放送機器などへの組み込みに最適としている。 画面サイズは77.76×43.74mm(縦×横)、精細度は300ppi以上。 低温ポリシリコン液晶の高透過率をベースに、バックライトとカラーフィルタを最適化し、色度域はNTSC比100%以上、輝度は350cd/m2を実現した。コントラスト比は350:1。 ディスプレイと同じガラス基板上に周辺回路を一体形成できるSOG技術により、部品点数を削減し、小型化や組み込みやすさに貢献するほか、従来のアモルファスシリコン液晶と比べて、モジュールの狭額縁化が可能となる。インターフェイスはCMOS RGBの各8ビット。 同モジュールは、11月15日から17日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2006」に出展する。 □NECのホームページ ( 2006年11月14日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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