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オンキヨー、S/N比115dBのPCIスロット用サウンドカード
-「SE-200PCI」。192kHz対応でWolfson製DACを搭載


12月10日発売

標準価格:オープンプライス


 オンキヨー株式会社は、S/N比115dBを実現したPCIスロット用のサウンドカード「SE-200PCI」を12月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後の見込み。対応OSはWindows 2000/XP。後日Vista用ドライバも同社サイトで公開する予定。

オーディオチップはVIA「Envy24HT」

 オーディオチップにVIAの「Envy24HT」を搭載したサウンドカード。2004年に発売した「SE-150PCI」の後継モデルとなっており、「SE-150PCI」は販売終了となる。

 チップレベルではなく、サウンドカードとして組み上げた後での計測で115dBのS/N比を実現(アナログ2ch時)。ボード上にRCAのアナログ2ch専用出力を設けている。なお、専用ケーブルを介して7.1chアナログ出力も用意しているが、S/N比は105dBになるという。

 独自のアナログ波形生成技術「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」も投入。新たにVLSC回路をL/Rchで独立させ、シンメトリに配置。VLSC専用の独立電源も個別に用意している。

 スペック面では150PCIが24bit/96kHzまでのデジタル出力に対応していたが、200PCIでは192kHzにまで対応。従来よりも高精度な10PPMのクロックを搭載したことで、より精度の高いD/A変換が行なえるという。

 DACはWolfson製の「WM8740」を搭載。150PCIで採用した8716と比べ、より精度の高いDA変換が行なえるという。さらに、DAC部やデジタル入出力端子部にOS-CONを使用。DACからの信号出力に差動出力方式を採用することで、グランドノイズをカットしている。

黒い光デジタル入出力端子のそばにある青いコンデンサがOS-CON 中央の黒いチップがWolfson「WM8740」 Wolfson「WM8740」の右にもOS-CONが使用されている

端子部

 2chの専用アナログ出力部に加え、マルチチャンネル用回路の部分にも銅バスプレートを使用。専用に開発したというオーディオ用コンデンサも豊富に投入している。

 2chと専用ケーブルを介した7.1chのアナログ音声出力を各1系統用意。光デジタル出力も1系統備える。入力はアナログ2ch、光デジタル、マイクを各1系統用意。各種ケーブルも同梱している。

□オンキヨーのホームページ
http://www.jp.onkyo.com/
□ニュースリリース
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/se200pci?OpenDocument
□関連記事
【2004年9月21日】オンキヨー、24bit/96kHz対応のサウンドカード
-銅バスプレート実装や大容量コンデンサで高音質化
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040921/onkyo.htm

(2006年11月20日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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