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ソフトバンクモバイル株式会社は、新AQUOSケータイ「911SH」など4モデルの新製品発表会を開催した。
「911SH」は、ワンセグ放送に対応し、3型/240×400ドットのモバイルASV液晶を搭載したW-CDMA方式の携帯電話端末。折りたたみ式のボディと金属バーツを採用したシンプルなフォルムを採用。ボディカラーはブラック/ホワイト/シルバー/バイオレットピンク/ネイビー/シャンパンゴールド/ピンクの7色のバリエーションを用意する。 従来のAQUOSケータイ「905SH」と同様に液晶画面を90度回転できる「サイクロイドスタイル」を採用し、テレビ視聴を楽しめる。周囲の明るさに合わせて映像の輝度を調整する「明るさセンサー」や、色再現性を向上する6色カラーフィルター、画質や音質を標準/ダイナミック/映画の3モードから選べるAV設定機能などのテレビ関連機能を強化している。
また、ワンセグの録画機能も強化。microSDスロットを備え、最大1GBまでのmicroSDカードを利用可能。microSDへの録画が行なえるほか、番組表アプリからの予約録画や、番組情報からの予約録画、毎日繰り返し録画機能などを搭載する。予約件数は最大5件。 さらに、録画番組の分割編集機能を搭載。好きなシーンだけを切り出して保存/視聴できる。また、スキップ再生や、見たい位置を記憶してすぐに呼び出せる「マーカー」機能などを備えている。テレビを見ながらのメール送受信や、音声通話も可能となっている。 200万画素のCMOSカメラも内蔵。ミュージックプレーヤーやモバイルSuica機能も搭載する。連続通話時間は約180分、待ち受け時間は約380時間。ワンセグの連続視聴時間は約5時間。外形寸法は約106×50×22mm(縦×横×厚み)で、905SHから5mm薄型化。重量は約138g。
また、11.9mm厚Samsung製の薄型端末「707SC」もあわせて発表。12月上旬より発売する。ホワイト/ブルー/ピンク/ブラックの4色が用意される。 2つ折りのケータイとしては「ソフトバンク最薄」というW-CDMA/GSM対応の携帯電話。130MBメモリを内蔵し、ミュージックプレーヤー機能も搭載。ダウンロードした「着うたフル」や付属ソフト「PC Studio」で取り込んだ楽曲などの再生が可能となっている。また、Bluetoothも内蔵し、別売のヘッドセットを利用してワイヤレスで音楽が楽しめる。 液晶ディスプレイは2.3型/240×320ドット、200万画素CMOSカメラも内蔵する。英和/和英辞書や、英語、中国語、韓国語などの例文翻訳機能や読み上げ機能などを搭載し、海外旅行などで活用できる。WordやExcel、PowerPointなどを表示できるドキュメントビューワも搭載する。 連続通話時間/待ち受け時間は、W-CDMA時で約165分/約255時間、GSM時で約310分/約300時間。外形寸法は約102.5×51.4×11.9mm(縦×横×厚み)、重量は約93g。
同社専務執行役 太田洋プロダクト・サービス開発本部長は、新製品のテーマを「進化」と訴え、第1の進化として「スリムケータイ=ソフトバンクを目指す」と「707SC」を披露。薄型や英語/中国語/韓国語の読み上げ機能などの特徴を紹介した。 さらに第2の進化として「ワンセグケータイ=ソフトバンクを目指す」とし、911SHを披露。薄型化や液晶の大型化、録画機能の充実などの特徴を説明した。また、現在同社のワンセグ端末はシャープ製のみとなっているが、「来春のモデルでは、他のベンダーからの製品も発売される予定」と説明した。
□ソフトバンクモバイルのホームページ ( 2006年11月20日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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