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ソニーと米SanDiskは11日、メモリースティックPROを拡張した新しいフォーマット「メモリースティックPRO-HG」(プロエイチジー)を共同開発したと発表した。2007年1月に対応機器向けライセンスを開始する。 デジタルカメラの高画素化や動画ファイルの持ち運び機会の増加に対応するため、従来のメモリースティックPROの約3倍の最高転送速度を実現。規格上の最高容量は32GBという新フォーマット。なお、容量について同社は「32GBまでの発売を保証はしておらず、ラインナップは未定」としている。外形寸法は31×20×1.6mm(縦×横×厚さ)で、メモリースティックDuoと同じサイズ。 インターフェイスを4bitパラレルインターフェイスから8bitパラレルインターフェイスへ拡張。クロック周波数を40MHzから60MHzに向上することで、メモリースティックPROの約3倍となる最高転送速度480Mbps(60MB/s)を実現。最低書込み速度も8bitパラレルインターフェイス転送時に120Mbps(15MB/s)を保証している。 なお、メモリースティックPRO-HGに対応した機器で、メモリースティックPROメディアの使用が可能なほか、メモリースティックPRO-HGをメモリースティックPRO対応機器で使用することもできる。
接続端子は14ピン。著作権保護技術は従来同様にマジックゲートを採用している。
□ソニーのホームページ
(2006年12月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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