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株式会社東北新社は、かわぐちかいじ原作で、WOWOW開局15周年を記念して作られたアニメ「太陽の黙示録」を2007年2月9日にDVD化する。前編「-海峡-」と後編「-国境-」の2巻同時リリースとなっており、価格は各7,140円。 前編、後編ともに本編の収録時間は各約77分、ディスクはどちらも片面1層。映像は16:9、音声はドルビーデジタルステレオで収録。日本語字幕も収めている。 特典映像として、前編にはWOWOWで放送された特別番組「日本分断」のパート1と、特別試写会の模様などを収録。後編には特番のパート2に加え、かわぐちかいじ氏と、日本沈没などの作品で知られる樋口真嗣氏との対談も収めている。 また、封入特典として、前編には絵コンテブックレットを同梱。初回特典として後編も収納できるクリア・ケースも付属する。後編の特典グッズはアニメの設定資料集。豪華なライナーノーツも同梱するという。
「沈黙の艦隊」や「ジパング」などで知られる、かわぐちかいじの同名コミックを原作としたアニメ。コミック版は現在12巻まで発売されているが、アニメでは第1~4巻までを描いている。WOWOWでは2006年9月に放送された。 2002年8月。日本は大地震の連鎖と富士山の噴火により、一瞬にして地獄と化。余震と崩壊が続く中、箱根の別荘に遊びにきていた代議士の息子・柳舷一郎は、持ち前の勇気と行動力で生き別れた両親を捜し歩いていた。 途中、神戸から支援物資を積んで東京へ向かっていた男・坂巻に助けられた舷一郎は、各地の悲惨な現状を目の当たりにし、彼と共に安全と思われる西を目指すことに。だが、関西では南海大地震が発生。琵琶湖に差し掛かった彼らが見たのは、日本を南北に分断する巨大な海峡だった……。
アニメはハイビジョン製作。監督は小島正幸が務めた。アニメ製作はマッドハウス。声の出演は松田洋治、小山力也、森川智之ほか。
□東北新社のホームページ
(2006年12月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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