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地上アナログ放送終了後のVHF/UHF帯域を利用し、ISDB-T方式をベースにしたモバイルマルチメディア放送の実現を目指しているマルチメディア放送企画 LLC合同会社(MMBP)は21日、「ISDB-T マルチメディアフォーラム」(ISDB-T MMF)を結成したと発表した。 同フォーラムは、MMBPとフジテレビジョン、日本テレビ、東京放送(TBS)、伊藤忠商事、住友商事、スカイパーフェクト・コミュニケーションズが発起人となって結成された。 現在の地上デジタル/ワンセグ放送でも活用されているISDB-T方式をベースに、モバイルマルチメディア放送の有効性をプロモーションすることを目的としたフォーラム。新しい放送サービスや、ビジネスのあり方、インフラ/受信端末などについても検討していくという。 なお、発起人だけでなく、放送局やコンテンツプロバイダー、電器メーカー、広告代理店などから、40社を超える参加希望が寄せられているという。事務局はMMBPが担当。今後は参加メンバーを増やし、2007年1月下旬に総会とシンポジウムを行なう予定。 12月21日現在では、幹事会社として発起人の7社に加え、電通とテレビ朝日が参加。ほかにも、NHKや三洋電機、三菱電機、シャープ、松下電器、東芝、ソニー・放送メディア、TBSラジオ&コミュニケーションズ、テレビ東京、ニッポン放送、文化放送など計46社が参加している。
MMBPは、フジテレビ、伊藤忠商事、NTTドコモ、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ、ニッポン放送の5社が設立した企画会社。資本金は3,000万円で、各社20%の均等出資をしている。
□フジテレビジョンのホームページ
(2006年12月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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