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米Nielsen Media Researchは現地時間の19日、2006年第3四半期における米国での家電所有率調査の結果を発表。DVDプレーヤーの所有率は81.2%となり、VTR所有率の79.2%を上回ったことを明らかにした。 2006年第3四半期の時点で、DVDの所有率は前年比6%上昇しているが、VTRは減少傾向にあるという。なお、Nielsenが'99年にDVDプレーヤーの所有率調査を開始した際は6.7%で、VTRは88.6%だったという。 ソフトのレンタルサービス回数については、DVDプレーヤーを持つ家庭が1月あたり平均2回利用するのに対し、VHSのレンタルは1回に留まっており、この6カ月変動は無いという。 ほかにも、MP3プレーヤーの所有率も調査。26.7%の家庭がプレーヤーを所有している。この数字は2003年の第3四半期から149.5%の上昇となる。また、12歳~17歳の子供がいる家庭では、一般的な家庭と比べて約2.5倍、所有率が高いことも明らかになった。
調査ではほかにもコンピュータやインターネット環境、PDAなどの所有率も調査。コンピュータは73.4%の家庭が保有。少なくとも1週間に1度ネットにアクセスする消費者は95.4%、37.3%が1日に1度はアクセスしている。また、12歳以上のネットユーザーの46.8%が音楽のダウンロード配信を利用しているという。
□Nielsen Media Researchのホームページ (英文)
(2006年12月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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