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株式会社ケンウッドは23日、松下電器産業株式会社から、子会社の日本ビクター株式会社を買収する方針という一部報道に対して、コメントを公開した。 ケンウッドでは、「当社と日本ビクター株式会社が経営統合を検討しているとの報道がありましたが、現在、決定していることは何もございません」としている。 また松下でも、「日本ビクター株式会社の売却に関して、何も決定していません」とのコメントを発表した。 日本経済新聞では、「松下が日本ビクターを売却する方針を固め、ケンウッドに売却する方向で交渉に入り、米大手投資ファンドのサーベラスも名乗りを上げた」と報じている。
松下の業績は2000年ごろに一時期低迷したが、「V字回復」を達成し、現在の業績は堅調。その中にあって、子会社のビクターの業績の回復が遅れている。また、事業内容や製品内容についても、松下とビクターでは競合するものが多く、以前から松下がビクターを売却するという見方が広がっていた。
□ケンウッドのホームページ
(2006年12月23日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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