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ビクターエンタテインメント株式会社と株式会社アミューズは22日、楽曲の配信や管理などの事業を行なう合弁会社・タイシタレーベルミュージック株式会社を2007年1月上旬に設立することで合意した。 資本金は9,000万円で、出資比率はアミューズが60%、ビクターエンタテインメントが40%。代表取締役社長には、現在アミューズの社長である松崎澄夫氏が就任する。従業員は4~5名を予定。 ビクターエンタテインメントとアミューズは、アミューズに所属しているサザンオールスターズを通じて関係が深い。ビクターエンタテインメント内にサザンの自主レーベル「TAISHITAレーベル」を設立したことや、2001年にアーティストオフィシャルポータルサイト「sas-fan.net」を開設するなど、28年に渡って2社共同でサザンオールスターズの様々な展開を行なってきた。 そこで、音楽配信市場が活性化する中、音楽/映像ソフトの制作/販売に強いビクターエンタテインメントと、アーティストマネージメントのノウハウを持つアミューズの能力を集約させる新レーベル設立が決定した。「音楽配信市場とパッケージ市場の両市場において、ビジネスをより拡大していくことができると判断した」という。 タイシタレーベルミュージックでは、配信ビジネスとパッケージビジネスに取り組むだけではなく、「技術の発達などにより将来的に起こりうる音楽業界の変化や音楽ファンのニーズに対しても柔軟に対応し、継続的に優良コンテンツの供給を目指す」としている。
なお、サザンオールスターズに関しては従来どおり、マネージメントをアミューズが、パッケージ販売をビクターエンタテインメントが担当する。
□ビクターエンタテインメントのホームページ
(2006年12月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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