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松下電器産業株式会社は2日、米国ハリウッドのパナソニック研究所(PHL)の中に、「パナソニック ハリウッドブルーレイテストセンター」(PHBTC)を設立。Blu-ray Discビデオの検証サービスを同日から開始した。 BDビデオには著作権保護技術が適用されているため、製盤されたディスクに収録されたコンテンツの論理フォーマットを検証することは難しい。そのため、製盤前のデータ検証が不可欠となっている。 PHBTCでは、BDビデオディスクや論理フォーマットが規格に準拠しているか試験するほか、実際にBDビデオ対応プレーヤーを使用し、ディスクが再生できるかの確認試験なども行なう。 松下電器によれば、こうしたテストセンターをハリウッドに設置することは、映画産業から強く望まれていたことだという。同社は「PHBTCの開設はこうした要望に応えるもので、米国映画業界のBDビデオタイトルのリリースを加速する」としている。
また、PHBTCでは再生確認試験で使用するため、Blu-ray Disc Association(BDA)に加盟する各社に、BDビデオ再生対応機器の提供を広く求めていく。
□松下電器のホームページ
(2007年2月2日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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