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シャープは、デジタルチューナを内蔵し、ハイビジョン録画に対応したAQUOSハイビジョンレコーダ5機種を2月20日から順次発売する。デジタルWチューナ3モデル、シングルチューナ2モデルをラインナップ。それぞれにHDD容量が異なるバリエーションモデルを用意する。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
■ デジタルWチューナモデル 地上/BS/110度CSデジタルチューナを2基、アナログチューナを1基備えたハイビジョンレコーダ。HDD容量は1TB、500GB、250GBの3モデルを用意。いずれもHDMI端子を備え、AQUOSファミリンクに対応。新機能の「フォトシステム」も利用できる。 i.LINK出力も備えており、別売のAQUOSブルーレイプレーヤー「BD-HP1」(3月20日発売/実売15万円前後)と連携し、録画コンテンツをBD-REメディアへムーブが可能。i.LINK端子と兼用のHDV/DV入力端子も備えており、撮影した動画のキャプチャ/編集も行なえる。
新たに追加された「フォトシステム」は、携帯電話やUSBマスストレージクラス対応のデジタルカメラと連携し、撮影した静止画をテレビで手軽に表示できるというもの。高速赤外線通信「IrSS」を業界で初めてレコーダに内蔵。携帯電話やデジタルカメラで撮影した画像を、ワイヤレスでレコーダのHDDに保存できる。 USB入力も備えており、USBマスストレージクラス対応のデジタルカメラと接続し、写真の転送が可能。保存した写真を一覧表示する「アルバム画面」では、1画面に72枚のサムネイル表示が可能。また、同社の液晶テレビAQUOSと組み合わせることで、写真撮影時の情報に合わせて、より見やすい画質に自動補正する「ベストマッチ フォトエンジン」も備えている。
業界最速という、電源スタンバイから0.8秒でHDDの録画/再生が可能な「一発起動」に対応。スタンバイ状態からワンボタンでのEPG確認やアルバム画面表示も行なえる。録画可能メディアはDVD-R/R DL、DVD-RW。録画モードはXP/SP/LP/EPに加え、マニュアルモードも用意。映像DACには、1TBモデル「DV-ACW60」が12bit/297MHzのものを、500/250GBモデルには10bit/74.26MHzのものを採用している。 リモコンも新デザインの「新ファミリモコン」を採用。テレビ操作部は上、レコーダは下とボタン配置を明確に区別し、わかりやすさを向上。ボタンにはクリック構造を採用し、押した感触にもこだわったという。液晶テレビAQUOSや、AQUOSサラウンドシステムの操作も行なえるほか、主要メーカー製テレビの基本操作も行なえる。
EPGは液晶テレビAQUOSと操作性を合わせた高精細なものを採用。録画した番組の検索性に優れ、文字サイズの変更などのカスタマイズも行なえる。ほかにも、基本的な利用方法をアニメーションで解説する「おたすけ博士」や、「かんたんガイド」も付属する。
■ シングルチューナモデル 地上/BS/110度CSデジタルチューナとアナログチューナを各1基備えたレコーダ。HDD容量は500GBと250GBの2モデルを用意する。Wチューナモデルの「フォトシステム」が省かれているほか、リモコンも従来デザインのものになる。また、i.LINK端子も備えているが、HDV/DVからのキャプチャは非対応でTSのみのサポートとなる。
シングルチューナモデルのみの機能として、液晶テレビAQUOSとi.LINK接続することで、テレビ側のチューナを利用しての録画が可能。AQUOSファミリンクで、テレビ側からレコーダの電源ONも自動で行なえる。 レコーダの内蔵チューナも併用することで、デジタル放送の2番組同時録画も可能。録画の開始/停止などの操作は、レコーダのチューナの場合はレコーダ側で操作、テレビ側のチューナは「i.LINK録画」ボタンを使用するなど、独立した操作を採用することで、使いやすくなったという。そのほかの主な仕様はダブルチューナモデルと共通。
□シャープのホームページ
(2007年2月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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