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株式会社デノンコンシューママーケティングは、AVラックと一体化できるフロントサラウンドシステムを3月中旬に発売する。価格は、フロントスピーカーとサブウーファのセット「DHT-FS1」が99,750円、専用AVラックの「ARC-FS1」が50,400円。カラーはいずれもブラック(K)とシルバー(S)を用意する。
■ DHT-FS1
6個のユニットを1つのエンクロージャに搭載した、アンプ内蔵のフロントスピーカー部と、サブウーファで構成するフロントサラウンドシステム。 アンプの定格出力は22W×5ch+40W(サブウーファ)で、フロントスピーカーのみでサラウンドが可能な「X-SPACE SURROUND」を採用。「部屋の前方左右/中央/後方左右から音が聴こえ、どの位置にいてもサラウンドが楽しめる」としている。
デコーダはドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジックIIをサポート。光デジタルケーブルも付属する。また、ドルビーヘッドフォン機能も搭載。再生周波数帯域は120Hz~20kHz、SN比は100dB、消費電力は51W。高さ25/35mmの2種類のフットが付属。サブウーファはバスレフ型で、16cm径ウーファを搭載。再生周波数帯域は45~120Hz。 30型クラスの薄型テレビにデザインマッチするとしており、AVラックのARC-FS1と一体化した設置が可能なほか、付属ブラケットで壁掛けにも対応する。 さらに、別売のiPod接続ドック「ASD-1R」(オープンプライス/実売13,000円前後)を利用することで、Dockコネクタ対応iPodを接続し、音楽再生が可能。付属のリモコンでiPodの操作も行なえる。 外形寸法と重量は、フロントスピーカー部が850×125×96mm(幅×奥行き×高さ/フット不使用時)、4.6kg、サブウーファが106×360×380mm(同)、5.6kg。
■ ARC-FS1
30~40型クラスの薄型テレビの設置を想定したAVラック。中央上部に付属ブラケットを取り付けることで、DHT-FS1のフロントスピーカー部を収納できるほか、セットのサブウーファもラックの左右いずれかに収納可能。
棚板は1枚で、30mm間隔で4段の調節が可能。耐荷重量は天板が60kg、棚板が20kg、底板が40kg。底面にはキャスターを備え、キャスターを含む外形寸法は1,210×514×495mm重量は41kg。
□デノンのホームページ ( 2007年3月1日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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