オリンパス、WMA/MP3再生対応ボイスレコーダの2GBモデル －最長555時間録音。録音周波数を拡張、液晶も大型化

V-61	3月23日発売 標準価格：オープンプライス

V-51

　価格はオープンプライスで、店頭予想価格はV-61が3万円前後、V-51が2万円前後の見込み。カラーはV-61がブラック、V-51がホワイト。

　WMA/MP3再生機能を備えたボイスレコーダで、メモリ以外は2製品共通。2005年に発売された「V-50」(1GB)、「V-40」(512MB)の後継モデルとなる。2GBモデルは555時間45分の録音が可能(LPモード時)。なお、両製品の発売に伴い、現行のV-50/40は販売終了となる。

　録音の周波数帯域は、最高品質のステレオXQで50Hz～19kHzとなり、従来の最高だったSHQ(100Hz～15kHz)から向上。従来のVシリーズに比べ25%の省電力化を行なったほか、ディスプレイは2005年10月発売のV-50に比べ面積比で約42%拡大した。そのほか、ボタンの配置など使い勝手の面も見直されている。

　再生スピードを0.5～1.5倍速の9段階に設定可能。部分リピートなど、語学学習や書き起こしなどに利用できる機能を搭載する。また、録音時に300Hz以下を騒音を除去するローカットフィルタや、再生時のノイズキャンセル機能、再生時に低/高音域をカットすることで目的の音声を強調する機能も搭載。

　WMA/MP3の音楽再生機能を搭載し、WMAはDRM 9をサポート。SRS WOW XTや、4種類のイコライザを備えるほか、リピート/ランダム再生も行なえる。

操作ボタン類		イヤフォン/マイク端子

　ステレオマイクを内蔵し、録音モードはステレオXQ/ステレオHQ/ステレオSPと、モノラルのHQ/SP/LPを用意。フォーマットはいずれもWMA。なお、ステレオXQモード時ではV61で約35時間30分、V-51で約17時間40分録音できる。

本体と電池部が分離、パソコンに直挿しできる

　従来製品と同様に、本体部と電池部が分離。電池部に隠れた本体のUSB端子をそのままPCに接続し、ファイルを転送できる。USBマスストレージクラスに対応し、音楽ファイルもドラッグ&ドロップで転送できるが、DRM付き楽曲はWindows Media Playerで転送する必要がある。

　電源は単4電池1本で、録音可能時間はアルカリ電池を利用すると約11.5時間(ステレオXQ)/約21時間(LP)。音楽再生はアルカリ電池で約16時間/19時間(WMA/MP3)となっている。

　本体に18mm径のスピーカーを搭載。外形寸法は94.8×38.6×11mm(縦×横×厚さ)。電池を含む重量は47g。イヤフォンやUSB延長ケーブルなどが付属する。

□オリンパスのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007a/nr070314v6151j.cfm
□製品情報(V-61)
http://www.olympus-imaging.jp/voicetrek/v61/
□製品情報(V-51)
http://www.olympus-imaging.jp/voicetrek/v51/
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【2006年11月14日】オリンパス、WMAボイスレコーダの高音質録音モデル
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061114/olympus.htm
【2005年10月5日】オリンパス、WMA/MP3再生対応ボイスレコーダ
－接続ケーブル不要。1GB/512MBの2モデル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051005/olympus.htm

( 2007年3月14日 )

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