JEITA、2007年2月の電子機器国内出荷を発表 －DVD再生機10ヵ月ぶりのプラス。薄型テレビも好調

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2007年2月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比116.9%の2,063億円となった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は、薄型テレビが引き続き好調により、前年同月比126.6%の1,299億円で7ヵ月連続のプラス。音声関連機器は、同89.3%の131億円で4ヵ月連続のマイナス。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比105.6%の57万8,000台で、2ヵ月ぶりのプラス。CRT、液晶、PDPの構成比は13.0%、77.9%、9.1%で、液晶テレビの割合はさらに増加し、過去最高となった。

　液晶は10型以上の出荷台数が前年同月比138.3%の44万9,000台。また、37型以上は10万5,000台、同261.3%とさらに高い伸びを見せている。

　PDPの出荷台数は5万3,000台、同162.5%で、19ヵ月連続の2桁増。うち、43型以下がPDP全体の約8割以上を占める。

　DVDビデオは36万9,000台、前年同月比91.5%と9ヵ月連続の前年比減。DVD録再機のうち、9割を占めるHDD内蔵型は17万4,000台、同97.2%で前月から転じ再びマイナス。再生機は同103.9%で10ヵ月ぶりにプラスとなった。

　ビデオカメラは前年同月比153.7%の16万台で、前月からプラスに転じた。

　デジタルオーディオプレーヤーは前年比84.5%の32万4,000台。そのうち27万4,000台がフラッシュメモリ搭載型で、全体の8割以上となる。

　カーナビは35万2,000台、前年同月比106.1%で4ヵ月連続の前年比増。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は58.8%、41.1%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2007/ship_02.htm
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( 2007年3月27日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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